占い師Hisashiの占い講座47(12星座 魚座の解説)

今回は魚座の解説です。

魚座は12星座の最後の星座です。ですから今までの11の星座を全て
ミックスしたような個性をもってういるのです。

まずは四区分から見てみましょう。
魚座は3周目の水の宮です。
1周目の水の宮は蟹座でした。
蟹座は家族や仲間と言う狭い範囲での人間関係を表す星座でした。
2周目の水の宮は蠍座です。2周目と言うのはそこに人間関係が
入り込みます。つまり水の宮が人間関係を表すうえに、2周目も
人間関係なので、これはかなり濃密な人間関係を表します。
つまり蠍座は濃い人間関係、それはつまり男女の仲を表します。
精神的にも肉体的にも必要なパートナーとの人間関係を表すのが
蠍座だと言えます。

さて魚座です。魚座は3周目の水の宮です。
3周目には必ず社会性が現れます。
となるとこれは水の要素が社会性を持って現れると言うことに他なりません。
水は人間関係を表します。また水は他の要素を取り入れる性質も持ちます。
ですから社会的な人間関係すなわち、これは世の中や社会、はたまた
神的な世界も含めたありとあらゆる存在とつながれる性質を持つという
ことです。

具体的にはその社会の窓となるような人柄になったりします。
会社ではその会社そのものを表すような性質を持つということです。
ですからこの人は広告や宣伝、コマーシャルを演じるイメージキャラクター
のようなところがあります。

例えばトヨタ自動車の宣伝には木村拓哉さんが出ていたりしますが、
それは木村拓哉さんがトヨタ自動車を買うような層の男性を見事に
演じることが出来るからです。(木村拓哉さんは魚座ではないですが、
イメージ的にこうしたキャラクターを演じるのは魚座の力と言えます。)

もっと高度になりますと、その場所の神様を演じることだってあるのです。
例えば出雲にはスサノオノミコト様の八岐大蛇退治の芝居がありますが、
こうしたスサノオノミコト様のような神様を演じることだってあるのです。

つまりは世の中や社会、神的な世界の全ての影響力を一身に受けるという
個性こそが魚座の個性なのです。
これは当然、12星座の他の星座、11星座の影響力も一身に受けていると
言うことです。
ですからキャラはあってなきが如く。何でもありの個性です。

また三区分ですと変動宮ですので、コロコロと言うことが変わります。
これは先ほどのことを考えますと。つまりいろんな個性がドンドン現れる
のでコロコロと言うことが変わるイメージなのでしょう。
本人にはその自覚がないかもしれません。
この変動宮と言うのは基本的には自分で自覚はないので、双子座も、
乙女座も射手座もそしてこの魚座の人も自分が言うことがコロコロ
変わるとは気づかないでしょうし、人に指摘されてもそうではない
と言うでしょう。

ここで時間の流れを見て行きましょう。
牡羊座で生まれ、牡牛座で体の使い方を覚え、双子座で小学校3年生の
ように冒険をし、蟹座でいじめから協調性を覚え、獅子座で中学生の
ように恋や趣味に没頭し、乙女座で受験生のように勉強に集中し、
天秤座で大学や社会での人間関係を覚え、蠍座でパートナーと深い関係に
なり、射手座で脂の乗り切った仕事をし、山羊座で人生の頂点に立ち、
水瓶座で第2の人生を始めるという、そうした流れでしたね。
魚座は12星座の最後なので、まさに人生の最後を表す星座です。
人生も最後となると、もう人に気をつかう必要なんてありません。
自分のやりたいことをやるだけです。

真面目に生きてきた人が旅行に明け暮れることもあるでしょうし、
人生をかけて自分の描きたい絵を描くということもあるでしょう。
とにかく自分のやりたいことに前向きに生きるということがテーマ
となりましょう。
これは単にお年寄りで人生の最後となる場合だけではなく、
病気などで人生の最後になるときにも、こうした魚座の力は
働きます。

例えばこの間、お亡くなりになりました、小林麻央さんが
アメブロを始めたときに「なりたい自分になる」とお書きになり、
自分が思う、良い自分になりたいからアメブロで自分の姿を発信して
いくと言ってブログを始められましたが、まさに魚座とは「なりたい自分になる」
と言うことなのだと思います。

人生の最後のときは誰しも「なりたい自分になる」と思いますが、魚座の影響力
が強い人はこの「なりたい自分になる」と言うことを子供の頃から、大人になり
人生の最後のときまで強く持ち続けるのです。
それが時には世の中や社会、神的な影響力を強く受けてしまうので、その
「なりたい自分になる」と言うことが周りには見えなくなるだけのことです。
ですから周りからはどう思われても「なりたい自分になる」と言うことを
実践する人生なのです。
また時には世の中や、社会や神的な影響力を強く受けるのが、面白さだと
言えましょう。

今回で12星座は終わりですが、まだ続きはあります。それは次回に 。