今回は前回の続きです。
祝福を受けて生まれた例の人が困難
な中でも結婚をし、心機一転宅建士
に合格し、不動産業界に働くことに
なりました。
そこで11室が始まります。
この11室は12室から逆回転で駆け上がって
来たのです。
通常の回転とは違います。
逆回転には逆回転のパワーがあります。
この例の人にしても、まるでジェット
コースターのような人生の方向があります。
さて11室では星座(サイン)は
天秤座から乙女座になります。
宅建士に受かり不動産業界に就職した
としてもそんなにすぐに仕事はありません。
まずは営業力を蓄えることです。
ここで例の人は11室の乙女座の力を
使います。
具体的にはこれは営業力にSNSを使うの
です。
特に乙女座のサインのように不動産知識
のノウハウをSNS、インスタグラムや
YouTubeなどで流し続けるのです。
これは通常の営業と比べ逆回転に進んで
いることです。
またこの乙女座の支配星は水星です。
この水星の力を最大限に使います。
水星は9室蟹座にあって、ドラゴンヘッド
とコンジャンクションです。
9室の水星と言いますとこれは大学生の
ようなイメージです。
ドラゴンヘッドからするとこれは大学生
全般と言うターゲットが考えられます。
つまりこの場合ですと、大学生が一人
暮らしを始めるにあたっての、不動産
関係の基礎知識と言う内容でインスタ
やYouTubeで投稿を始めることにします。
するとこの投稿を見た大学生から、いろ
いろと仕事の話が舞い込んできます。
そしてさらには大学生だけではなく、新婚
さんなどもターゲットにして、投稿
をすることによっておおきな盛り上がり
を見せていくようになるのです。
実はこの12室を逆回転で駆け上がるという
ことのキーポイントになるのがこの11室
です。
というのも12室を逆回転から駆け上がる
ときには12室はスタートになり、10室
はゴールとなります。
つまり1室から10室まで順回転で進む
ことに比べると3倍近くのスピード感
が要求され、長々と道のりを歩くこと
など出来ないのです。
もうすぐにゴールは見えて来るのです。
ですからこの11室をフル活用しなければ、
ゴールの10室にたどり着くことは出来ないの
です。
思い出してみて下さい。
順回転の11室では、10室の達成の後に
別の道を振り返るように11室が存在
していたことを。
つまり11室は順回転では、反省と振り返り
という影の薄い室でした。
ところが逆回転ではすべての成功のカギ
を握るエンジンのような存在の室に変容
していっているのです。
もしかすると11室の真のパワーはこの
逆回転で12室を駆け上がるときにこそ
発揮されるものなのかもしれません。
またこの11室はSNSともつながり、現代では
むしろパワーのある室であるとも言えます。
なにはともあれ、この例の人は大学生や
新婚さんをターゲットにして、SNSで新生活
の不動産に関するHOW TOを投稿すること
によって営業力をつけることに成功する
のです。
ここで前回の12室では12室の星とアスペクト
する星の力やアスペクト先の室の力までを
使って行かないといけないと書きました。
これは逆回転ではあらゆる力を使わないと
ならないということでした。
今回の11室では11室に星が無いため、
支配星とその支配星の滞在する室と
星座までを使って、11室を活性化
させることにするのです。
このように逆回転ではアスペクトや
支配星なども最大限利用して、とにかく
室を逆回転させて12室から11室、10室
とフルスピードで駆け抜けることが
必要なのです。
その意味では逆回転で駆け抜けるためには
西洋占星術の力なども借り、どんな事を
してでも這い上がってやるというガッツ
が必要なのです。
普通にしていたら順回転の成功に進んで
しまいます。
逆回転で進むためには、それなりのパワーが
必要なのですね。
そのためのキーとなるのがこの11室という
わけです。
11室には隠された力があったのです。
それは12室を逆回転で駆け上がるという
視点に立たないと見えてこない力だと
言えるでしょう。
逆回転にはね上げるためのパワーだと言えます。
これで12室の結婚して、宅建士を取り、不動産
業界で働くと決めた例の人はSNSの力を使って
この道で成功するように踏ん張ります。
順回転で1室から10室へと進んで行く例の人と
はパワー感、覇気がまるで違います。
同じホロスコープでも順回転のなだらかな山を上る
感覚と逆回転の急坂を上る感覚の違いを同じ
ホロスコープの例の人を使ってもこんなに差が
出てしまうのだということを感じて下さい。
特に順回転の時の11室との違いを比較すると良い
と思います。
次回はいよいよ逆回転のゴールである10室です。
逆回転で駆け上がる人生のゴールはどんなこと
になるのか。
お楽しみにしてください。