占い師Hisashiの占い講座111(成長の流れ プロジェクト編4室、5室、6室)

今回は成長の流れのプロジェクト編
の続きです。

前回まででホロスコープを読むとき
に人の一生を探る成長の流れという
読み方から敷衍(ふえん)して、
一つのプロジェクトを行うにあたって
もこの成長の流れというものは、運勢
を支配していくのだということをお伝え
いたしました。

前回は例の人が40歳でマンションの
企画・販売をするマンション計画の
一大プロジェクトを任された時の
ことをホロスコープより成長の流れ
としてよんで行きました。

例の人は1室の木星で会社の上司
や上層部より大いに援助を受け、
2室で資金的なトラブルが起き、
それをなんとかコントロールし、
3室海王星でそのトラブルを回避
すべく、周囲にコミュニケーション
を取って行き、その中で部下など
にも自分の意志をうまく伝えて
いくという流れでした。

今回は4室からです。

例の人は4室は水瓶座で星は
入っていません。

このような場合は星座の持つ
意味がかなり純化されます。

この場合の4室は家庭という
よりもそのプロジェクトの
チームとしての方向性を表し
ます。

このプロジェクトが色々な支店
より集められた精鋭20名ほどの
プロジェクトだとしても、この
プロジェクトのチームとしての
方向性はこの4室で決まります。

そしてこの4室が水瓶座なのだ
としますと、このチームは
どちらかというと個人個人が
比較的に自由に裁量を持って
動くスタイルで構成されて
いるのではないかと推測されます。

そして会議などはオンライン会議
を使い、コミュニケーションは
もっぱらメールを活用し、ほぼ
個人個人が顔を合わせることは
なく個人個人でどんどん動く。

そんなチームであるということが
推測されます。

その中で3室海王星の人をまとめる
力量が発揮されるというわけです。

このあたりは以前に書きました、
成長の流れの4室と比較してみて
ください。

4室という部分は人生を考えれば
家庭となりますが、このように
プロジェクトで見て行くと、チーム
としての方向性ということが
言えるのです。

次に5室です。

今回の人の場合は5室には星がなく
5室は魚座です。

やはりこの場合は魚座の個性が強く
働くことになります。

5室はアピール力などを表します。
つまりこのチームの中でどれだけ
自分を表現出来るかということです。

もちろんこの人はこのプロジェクト
のまとめ役なのですが、こうした
オンライン中心のコミュニケ―ション
をはかるチームで自分を表現するの
は難しいものです。

この中でこの人は誠実に情に訴えるような
やり方で心を掴むでしょう。
つまり的確な指示を出したりビジョンを
提供したり、事務作業を整えるという
ことではなく、チームの皆に対して
の誠意と思いやりの心で接するはずです。

どうしても水瓶座の4室でチームは
バラバラとなりがちなのですが、この
人が中心でこのような態度で接する
ことでチームに一体感が生まれます。

その上でこのチームはお客様によりよい
理想のマンション計画の中で満足のいく
マンションライフをおくれるための
細やかな工夫をモットーとするのです。

5室にはこうしたそのチームの掲げる
ビジョンというものも表すのです。

そして6室です。
6室にも星が無く牡羊座です。

この場合も牡羊座の影響力が純粋に
現われます。

この場合は仕事の仕方はかなり新奇
なものとなります。

オンライン会議とメールの
コミュニケーションを使った中で自分
が中心となってお客様の心に寄りそう
マンション計画を練っていく。

その中で働き方も柔軟に自分も含め、
プロジェクトのチームには在宅ワーク
含めワーケイションなども積極的に
勧めていくことになります。

福利厚生とワーケイションなどを
うまく活用しリフレッシュなどをさせな
がら働き方や体の休め方などもオンライン
で積極的に周知していき、まさに新時代
の働き方をし、させることによって、
チームに活力とエネルギーをチャージ
させていきます。

さあここからはお客様にどうやって
このマンションを販売していくかです。

次回の7室からの続きをお楽しみにして
ください。

占い師Hisashiの占い講座102(成長の流れ、3室、4室)

前回は時間の流れは三重円で掴む以外に、
ホロスコープを1室から巡ることに
よって追えるという話の中で、
1室、2室と見て行きました。

1室に木星が入り、2室に天王星が入る方の
例を考えていきました。

今回はその続きです。

次に3室を考えていきましょう。

例えば3室に海王星が入る方の場合は、
周囲とのコミュニケーションにおいて、
どこか不思議な直観というものがあります。

こうした方の場合はコミュニケーションに
ついてどこかテレパシーのようなやりとり
が出来るのが特徴です。

そしてこうしたコミュニケーションの基礎
を作ったのが兄弟であるということが言えます。
幼少の頃から、例えばお兄さんから人の
気持ちを察するトレーニングというものを
教えられている可能性が高いのです。

ただしこれは実際にそうしたお兄さんや
お姉さん、弟や妹がいるということを
表すわけではないことに注目すべきです。

実は西洋占星術というのはこうしたことを
具体的に表す占いではないのです。

つまりこの3室に海王星がある場合は、
テレパシーのようなコミュニケーション
をトレーニングしてくれる相手がいて、
その故にコミュニケーションでテレパシー
のように相手の腹を読んで行動すること
が出来るということを表しているだけで、
実際にそうした兄弟がいない場合も
ありうるのです。

その場合はそうしたコミュニケーション
の基礎を教えてくれるような、幼馴染
とか、いとこなどがいるのでしょう。

つまり抽象的に腹を読むようなことを
教えてくれる兄弟のような存在がいた
ということを表しているに過ぎません。

いずれにせよ、そうした兄弟のような
存在から相手の腹を読むということを
教えられている方の場合例えば、不動産
営業の方の場合はまさにこのテレパシー
のように相手の腹を読むということは
この方の営業の技術として役に立つ
ことは言うまでもありません。

もしこの方がさらにこの海王星に
冥王星と火星のアスペクトがあると
すると(海王星の場合はほぼ全ての
場合は冥王星とのセクスタイルの
アスペクトがあります)、そこには
さらに相手に対する押しの強さや
念力のようなものまで考えられ、
要するに単に腹を読むというだけ
ではなく、必要なときには相手に
自分に有利な条件を押すことも
できますので、ますます不動産
営業のような仕事には有利である
と言えます。

そしてこれは1室木星で周囲に祝福
されて生まれた方が2室天王星で
変動のある収入を得て、3室海王星
で腹を読むという技術で世の中を
渡れるということが言えます。

そして次に4室に向かいます。

この4室とは自分の生まれ育った環境
を表します。

例えばこの例の方では、4室に星は
無いとします。

この場合は星座を見ます。
この方の場合は4室は水瓶座です。
まずは水瓶座で考えるとこの方の
場合は家庭が、かなり自立的なありかた
をしているということを表します。

たとえば家の中ではほとんどみんな
が自分の部屋にこもっていて、
居間にみんなが集まるということ
はない家庭のようなイメージが
考えられます。

またそうした家庭をつくりたいという
希望も表します。

また4室の水瓶座の支配星の天王星は
変動する収入を表す2室の天王星でした
から、毎月安定しないが、通常より稼ぐ
ことも出来る収入のおかげで、家族
一人一人が入れる部屋を持ったり、自分に
集中出来るオーディオシステムなどを
持つことが出来るとも言えます。

たとえば4室を自分の城と仮定すると、
立派なオーディオシステムを持つ、
SUVの車の中で週末にソロキャンプに行き、
森の中で好きな音楽を聴く生活をすると
いう可能性もあります。

その時、奥さんと子供は旅行に行っており
オンラインで会話しているという、家庭
というようなイメージも湧きます。

そのような一風変わった家庭を持つために
ポイントになるのは2室の天王星です。

これはつまり収入に変動はあれども、
毎月固定の給料よりは、自分の実力で
入ってくる仕事を見つけることで、
こうした変わった家庭を維持出来るのだ
ということでしょう。

もちろんここには3室の海王星の腹を読む
というコミュニケーションの技術が必要
となることは言うまでもありません。

またもっと言いますと本来的な生れ落ちる
ときの周囲に祝福されていた1室の木星
というところも加味されています。

こうして1室からの流れの中で4室まで至る
ということが考えられます。

つまりSUVの車の中で森の中で好きな音楽を
楽しめるのも実力で稼げる収入があり、その
仕事の技術もあり、また周囲に何をしても
賛成されやすい個性というものがあって
こそ家族はそんな方をオンラインでも
心を通じてくれ、自分のわがままな生き方
を認めてくれるのだと言えます。

こうした解釈はつまりは12室を流れとして
見るということが基本になるので、
単に4室のみを見たところで見えるものでは
ないのです。

次回に続きます。