占い師Hisashiの占い講座19(土星 大山祇神 木花咲耶姫)

今回は土星の神様について書きましょう。 土星は山と関係がある星です。土星のイメージには確かに山があるのです。
ですから神様は山に関係がある神様です。 その神様は大山祇神(オオヤマツミノカミ)です。 この神様は山の神様です。そして父の神様でもあります。この神様は富士山を 神格化した神様の木花咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)の父親です

木花咲耶姫は天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)と結婚をする女神です。 その父の神が大山祇神なのです。この父の強さ、厳しさと言うものを象徴するのが、 土星なのです。 この大山祇神の強さ厳しさを表すのが娘の木花咲耶姫です。
木花咲耶姫と瓊瓊杵尊の間に子供が生まれたときのことです。瓊瓊杵尊は木花咲耶姫が 浮気をして出来た子供だと思い込んでいました。 木花咲耶姫は怒り、産屋に火を放ち、燃えたぎる炎の中で出産をします。 もし自分が潔白ならば、無事に子供を産めるはずと言う決意でした。 結果、子供を無事に産み、その子供のうちの子孫が初代天皇の神武天皇に なるのです。
こうした強さ激しさ、また身の潔白を主張するすがすがしさ。これら全てが土星の力 であることは間違いありません。 木花咲耶姫も大山祇神の娘なのでその土星の力を受け継いでいるのです。

こうした山の持つ強さ、父の偉大さ、身の潔白を主張する潔さ、自分を曲げない強さなど を表しているのが、土星の力だと言えるでしょう。 次回はその土星のルールについて書いて行きましょう。  

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