占い師Hisashiの占い講座90(タロット 小アルカナ 流れに乗る)

前回はタロットカードは小アルカナで「流れに乗り」
大アルカナで「流れを変え」、結果として「流れを掴む」
のがタロットカード占いであるということでした。

今回はまずは小アルカナから「流れに乗る」ということ
がどういうことかを解説していきましょう。

小アルカナでは基本的には4つのシンボルかけることの
1から10までの数字の組み合わせで出来ています。
その他にペイジ、ナイト、クイーン、キングの4種類の
人物かける4つのシンボルで人物カード(コートカード)
があります。
小アルカナという場合は数札と人物カードを含めて
言います。
ですが一般的には小アルカナは数札を表すことが多いです。
人物カードは人物カードやコートカードなどと数札
とは別な言い方をすることが多いです。

さて小アルカナです。
「流れに乗る」カードとしては数札です。
人物カードは誰がそれをするかというカードなので、
「流れに乗る」というカードでは無いのです。
数札の「流れに乗る」ということを考えてみましょう。
数札は1から10へと数が進んでいます。
これは数秘術などと共通するのですが、数というのは
それ自体に意味を持ち、数自体が運勢を司っている
のです。

現在、私たちは数ということを計算などに使い、
実用的に使っているために、数に対してあまりにも
デジタルに考えるクセがついています。
特にお金の計算などでは、数はあくまでも量を
表すものであり、数自体に意味などを全く持たない
ものとしているのです。

ですが古来より数には数自体に意味がありました。
そしてこのタロットカードが産まれた背景には
この数自体に意味を持つという考え方があるのです。

これはつまり1は単に1個の物や1円を表す記号なの
ではなく、物事の始まりやシンボルそのものを
表すという意味のあるものであるという考え方を
基本とするのです。

となると実はこの1から10までの数というのは
単なる記号なのではなく、1から始まり10まで至る
という物事の流れを表すのです。

ではワンド、ペンタブクルス、ソード、カップという
シンボルは何を表すのでしょうか。
これはそれぞれの表す分野を示しています。
ワンドならば創作的な分野をペンタクルスならば
経済的な分野をソードならば知的な分野をカップ
ならば愛情的な分野を。
つまり4つの分野があるのですね。
この4つの分野につき1から10までの物事の流れ
を表すのが数札なのだということです。

つまりは小アルカナの表す意味というのは、
どのような分野でどのような流れの中に
いるかということなのですね。

例えばワンド5のカードですと、ワンドという
創作的な分野の1から10までの中の5という
流れであるということです。
そして5とは自然界の5元素という火、地、風、
水、空の要素の空の元素の表す意味あいが
あるということです。

これは空の元素の無尽蔵のエネルギーが
ワンドという創作的な分野に起きるという
ことで、つまりは創造的なエネルギーに満ち溢れ
周りにそれをぶつけている状態を表すのです。
これは触れれば爆発するような、創造エネルギー
であり、人とぶつかりながらも成長する、成長の
流れであると言えます。

そしてここからが重要なのですが、小アルカナの
「流れに乗る」ということはこの数札の持つ
エネルギーを活用するということなのです。
運気の流れとはその運気の流れを活用すること
によって掴むことが出来ます。
つまり先ほどのワンド5が現在の位置に出た場合
は人とぶつかりながらも成長する、成長の流れ
が現在時点で来ていると読めるのです。

となると現時点で周りに周りとぶつかっている
ことは悪くないと、むしろぶつかる中で成長
につながれば良いのかなと読むことが出来ます。

これが「流れに乗る」ということです。
これを今、現在人とぶつかっているので、ぶつから
ないようにしましょう。と読んでしまっては
元も子もありません。

これは単にワンド5を周りとぶつかるという意味で
暗記しているだけなのです。

小アルカナは必ず数を流れの中から読まなくては
なりません。
その中でタロットを並べた(スプレッドとして)
ときにその並べたカードの流れの中で、この数
の流れがどういった流れにいるかを把握する
必要があるのです。

こうしてタロットカード占いとは幾重にも
流れを組み立てて「流れを掴む」占いなのです。

人物カードはこの「流れ」の中でどのような
人物がそれを行うかという「流れ」を立体的
に見るためのカードなのです。

とするならばこの小アルカナで「流れに乗り」
「流れを掴む」ならばそれだけで「流れを掴む」
という目的を達しそうです。

しかし、世の中はそうではありません。
どんなに「流れに乗れ」たところでそれを
全くひっくり返してしまう人物や物事はある
のです。

それを表すカードが大アルカナです。
このカードは「流れを変える」カードです。
この大アルカナを使うと物事は完全にひっくり
返ってしまいます。
これは小アルカナの作り出す「流れに乗る」
ということを根底から覆します。
ですからこの大アルカナがどれほど重要かが
分かるためにはまずは小アルカナの理解が
必要なのです。

今回は小アルカナについて書きました。
次回は大アルカナについて書いていきます。

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