前回は月の神は月読尊でこの神は安定した感情の持つ良さを表す神と書きました。 今回は月のルールを書きます。 月は個人のパーソナリティを表します。性格、人格と呼ばれるものを表します。 人格がその人の運命まで支配すると言うことは占いでは言われることです。 安定した人格の持ち主は何処のどんなところに行っても成功出来るはずです。 一方、偏ったり、歪んだ人格の持ち主は何をやっても失敗します。 この大事な人格の部分を司っているのが月なのです。 月が良いポジションにあったり、月が影響力のある配置の人は、満月のように円満な 人格が物事全てを良い方向に導くでしょう。 逆に月が悪いポジションにあったり、月が影響力が無い配置の人は新月のように、月の 力の感じない不安定な人格となり、物事全てが悪い方向に行くでしょう。 以上のように月は太陽と並び個人の運命まで左右する重要な星と言えます。 他の星の場合はその星が強調された配置で無い限りはそれほど影響力がありません。 ですが太陽と月はその人に大きな影響力を与えます。 ここで重要なのは太陽と月の関係です。太陽はその人の燃えるエネルギーであり、 輝ける人生の目標です。 それに対して月はその人のパーソナリティであり、人格そのものです。 この輝ける人生の目標である太陽と人格である月の二つの関係はその人の言わば エンジンとボディーに当たります。 太陽と言うエンジンが弱ければその人の活力自体が弱いのです。 しかし、月と言うボディーがバランスが悪ければ決して良い車にはなれないのです。 他の星はブレーキだのサスペンションだのを表しますが、エンジンとボディーの2つは 基本なのでこの2つがバランスが取れてなければ人生が狂ってしまいます。 占星術でその人を占うときに必ず見るのが太陽と月です。 この2つは重要な星と言えます。 神様で言えば天照大神と月読尊は中心になる神です。他には素戔嗚と言う重要な神 がいますが、この素戔嗚に関してはまたの機会に話しましょう。 今回は月のルールと太陽と月の重要性について書きました。 次回は水星の神について書きます。