占い師Hisashiの占い講座65(アスペクト解釈の基礎)

今回からはアスペクトの解釈に移りましょう。

アスペクト解釈は西洋占星術のいわば華である
ので、このアスペクト解釈をメインとして考える
方も多いと思います。
しかし、星と星座と12室をじっくりと解釈する
ホロスコープの静的解釈の上に、このアスペクト
解釈と言う動的解釈がなりたっていることを
忘れてはなりません。

実はアスペクト解釈と言うものは使わなくても
良いものなのです。

例えばここに双子座10度の太陽と天秤座10度の
月がある男性がいるとします。
これをアスペクト解釈をするとトライン(120度)
と言うアスペクトだと、解釈出来ます。
これは一般的には穏やかに協調し合うアスペクト
であると言われています。

となるとこの男性は妻と穏やかに協調出来て、
幸せな結婚生活を送ることが出来ると解釈
出来るでしょう。
これはアスペクト解釈と言う、星を動的に
見た解釈です。

一方これを双子座の太陽、天秤座の月と
解釈した場合です。
この男性は双子座の太陽なので、常に好奇心
旺盛で新しいことにチャレンジしている、活動的
な男性だと言えるでしょう。
また天秤座の月は相手との反応を大切にする
タイプでこれは妻がこの男性との会話や
コミュニケーションを大事にし、そこに
喜びを感じるタイプの女性だということ
です。

そうなるとやはりこの二人は穏やかに協調
出来て幸せな結婚生活を送れると言える
でしょう。
これは星と星座解釈を活かした星の静的解釈です。

実はアスペクト解釈を中心としたホロスコープ
解釈の動的解釈と星、星座、12室をしっかり
と読むホロスコープ解釈の静的解釈は同じ結論
になるのです。

その上今回の例ではアスペクト解釈では単に
夫婦が穏やかに協調出来て、幸せな結婚
生活が送れるということしかわかりませんが
、星座をしっかりと読めばそこには、好奇心
旺盛な夫とコミュニケーションを大事にする
妻と言う二人の個性が感じられます。
こうした二人なら、穏やかに協調出来て
幸せな結婚生活を送れるということが
イマジネーションとして分かるのです。

その意味では静的な解釈の方が、応用
の範囲は広いと言うことです。

これは例えば蟹座10度の太陽と蠍座
10度の月の男性の場合ですとどうなる
でしょう?

アスペクト解釈ですとトラインとして
同じく穏やかに協調出来て幸せな結婚
生活を送れるという、解釈しか出て
きません。
これはつまり双子座10度の太陽と
天秤座10度の月の場合と蟹座10度
と蠍座10度の場合が同じであると
言うことになります。

一方、星座をしっかりと読む静的
解釈ですと、蟹座10度は人間関係を
重視する協調的な夫で、蠍座10度は
夫にどこまでもついて行く一途な
妻となります。

こちらの解釈でも穏やかに協調出来て
幸せな結婚生活が送れるということ
が解釈出来ます。
その上、先ほどの双子座の太陽と
天秤座の月とは明らかに違うタイプ
の夫婦像です。

つまりアスペクトではかなり決まり
きった解釈しか出来ないというわけ
です。

アスペクト解釈ではこの問題を解消
するために、風のトライン、水のトライン
と言う解釈をすることもあります。
しかし、これにしても、蟹座の太陽と
蠍座の月と言う場合と蠍座の太陽と
魚座の月と言う場合が同じ水のトライン
となってしまいます。
一方でしっかりと星座を読めば、この
2者の違いはハッキリと出ます。

また蠍座の29度の太陽と牡羊座の
2度の月ならトラインと言えますが、
この場合は水のトラインでしょうか、
それとも火のトラインでしょうか。
これに答えられる占い師がどれだけ
いるでしょうか。

これはつまりはアスペクト解釈だけ
で物事を見ようとする弊害なのです。
水のトライン、火のトラインと言って
もトラインを解釈するときの補正に
過ぎません。
それほど複雑な意味をアスペクトは
持つわけではありません。
その意味でアスペクト解釈と言う
ものは幾何学的、画一的、単純な
解釈だと言えましょう。

蠍座29度の太陽と牡羊座の2度の月
なら、優しさから逆に強さを学ぶ
夫と天真爛漫な妻と読めば良い
だけのことです。
そしてこの2人はやはり穏やかで
幸せな結婚生活を送ると読める
のです。
優しくて強い夫と天真爛漫な妻
なら相性は良いはずです。

アスペクト解釈にはこうした
ディテールが欠けているのです。

私はアスペクト解釈は大事なもので
あると思っているのですが、何でも
かんでもアスペクトと言うのは
違うと思います。

アスペクトはあくまで、解釈をするとき
の材料だと思います。
ホロスコープ全体を見てみて立体的に
解釈するときの初めの一歩で、アスペクト
を見ることは大事です。

しかしアスペクト解釈だけで良しとする
ことだけは避けたいです。
やはり根底には星、星座、12室をしっかり
と読む、静的なホロスコープ解釈を持つ
必要があります。

アスペクト解釈で迷ったら、12星座、
12室で考えてみてください。
そしてどの星とどの星でアスペクトが
おこっているのか。そこに注目して
ください。
そうすれば解読は可能なのです。

ですから火のトライン、水のトラインと
丸暗記するのではなく、そもそもは何座
なのか、そもそもは何室なのかと言う
ことを素直に読めば良いのです。

これからアスペクト解釈について本格的に
書いていきますが、アスペクトを考えるうえで
今回のテーマは常に覚えておくと良いでしょう。

次回からはアスペクト解釈の本番です。

占い師Hisashiの占い講座64(星、12星座、12室の組み合わせ)

今回は星、12星座、12室の組み合わせを考えて行きましょう。

通常、どの占星術の解説でも、星の説明、12星座の説明、
12室の説明があります。
ただ実際の鑑定をする場合には、10ある星を12星座と
12室に落とし込んで考える必要があります。
たとえば金星は美のルールで働く星です。その金星が
山羊座の7室にあったとします。
山羊座は社会でトップに立っている大人の人を
思わせる個性です。
7室はパートナーやパートナーとの出会いの場、
自分の個性を評価されるような場です。
こうしたことを組み合わせて考えるのです。

例えばこの場合は美のルールが山羊座的に働くので、
これは大人の男性がするオシャレのようなイメージです。
つまりは会社の社長や役員などがするようなオシャレ
です。
少し年より向けとは言え、スーツをビシッと着こなす
ようなイメージです。
これは女性なら大人の女性が例えば同窓会などで
着て行くファッションに近いイメージです。
この人はこうしたオシャレやスタイルが様になる
と言うわけです。
ここに7室を当てはめると、まさに大人のパーティー
つまりは結婚パーティーに列席する、大人の男女
のようなイメージですね。
するとこの7室の山羊座の金星を持つような女性は
大人風なファッションで結婚パーティーに行き、
そこで知り合った男性と大人しか行けないような
ラウンジなどで、オシャレにデートをするような
出会いをするとうまく行きますし、またその
ような機会が多いのです。
これは決して居酒屋で飲んで騒ぐようなイメージ
ではありませんし、自分の趣味的な大人なブランド物
を買いあさるようなイメージでもありません。
居酒屋で飲んで騒ぐのなら、星座が違うのです。
ブランド物を買いあさるなら12室が違うのです。

つまりは同じ金星と言っても、星座と12室の
組み合わせでかなりイメージは異なるのだ
と言えましょう。
この組み合わせを考えたときに、それでは
全ての星につき、12星座と12室を考える
なら、それらの膨大なデータを全て覚え
なければならないのか。
そう思うかもしれません。
しかし、それは違います。
大事なことは星、12星座、12室をそれぞれ
イメージ的につかんでおくことなのです。
イメージとして、星、12星座、12室を
しっかりとつかんでおけば、組み合わせ
たときの応用が利くのです。

つまり、金星は美のルール、山羊座は
地位のある大人のイメージ、7室は
パートナーとそこに至る周囲の評価や
パートナーを得るための場。
そうしたことが知識で分かっているのでは
なくイメージとして感覚的に理解
出来ていれば、こうした組み合わせから
自由にイマジネーションを膨らませて
解釈出来るのです。

ですから私はこの占い講座ではイメージ
として理解していただくように、比較的に
星、12星座、12室をイメージで解説して
来ました。
それは星、12星座、12室を知識として
理解していただくためではなく、
イメージとして感覚的に理解していただく
ための解説だったのです。
そのために星に関してはわざわざ星の神様
などから書いて行ったのですし、12星座は
人の成長の過程に結び付けて書きました。
12室はナチュラルサインから考えて行く
ような解説も行っています。
全ては知識の理解から感覚的な理解
へと進むための材料だったのです。

こうして星、12星座、12室を感覚的
に理解して組み合わせをイマジネーション
で解釈する。
そして10ある星を組み合わせで全て
解釈出来れば、もうそこまでである程度の
西洋占星術の占い師の見習いぐらいには
なったと言えるでしょう。

さてここまでが西洋占星術の基本だと
言えます。
10ある星を12星座、12室で組み合わせ
で理解して、10ある星を結合させて
一人の個人を解釈すると言うことです。

さてここからは応用ですが、こうして
星を解釈したときに、出て来る星の
イメージは言わば星の静的解釈と
いえますが、この星の解釈
を動的にみることは出来ないか
と思うこともあるでしょう。
この動的解釈は星を活動するもの
、関わりを持つものとしてとらえる
方法です。

これは例えば牡羊座の太陽で
獅子座の月である人がいるとすると
これを静的に読めば、自分
で何事もチャレンジする
生き方と興奮し集中する性格
だと解釈出来るでしょう。

しかし、これを動的に見れば
この両者、もしかするとお互い
に影響し合い、お互いに個性が
引き立つこともあるのではないか
と考えられます。

チャレンジする人生と興奮する
性格なら、もっとチャレンジ
したくなり、もっと興奮する
そんなことが考えられます。

これは星同士の関係をダイナミック
に解釈する方法です。
実はこれは西洋占星術にはすでに
解釈のノウハウがあるのです。
それはアスペクトと言う解釈です。

これは星と星の間の関係をホロスコープ
上の角度から見ようとする方法です。
このアスペクトはもうすでにいくつか
確定しており、このアスペクトで
解釈すれば、動的な解釈が出来るのです。

このアスペクトは角度である以上は
星も星座だけではなく度数を0度から
29度まで正確に知る必要があります。
こうして星の正確な度数から星と
星とのアスペクトを利用した解釈
を行えば、星の解釈を動的に理解
することが出来るのです。

ですがこのアスペクト、昨今では
このアスペクトのみが一人歩き
しているところがあり、西洋
占星術はアスペクトを解釈
することだと思っている方
が多いと思います。
ですが基本はあくまで星と12星座
と12室の組み合わせによる解釈、
つまりは星の静的解釈にあります。
この基本が出来ていないで、応用
であるアスペクト解釈のみをして
いると西洋占星術の解釈を幾何学的
な解釈と誤解してしまいます。

西洋占星術は知識や知性を操る
知的な側面とイメージを駆使し
イマジネーションから探る直観、
霊感的な部分のミックスで
うまく使える占いとなるのです。
アスペクト解釈には知的な部分
が数多くあり、そこだけに
こだわるとイマジネーションを
使う解釈が出来なくなります。

イマジネーションを使う解釈は
なによりも星、12星座、12室を
組み合わせてイメージ的に読む
と言う静的な解釈によって養わ
れるので、こちらを基本としつつ
応用としてのアスペクト解釈と
言う動的解釈を知的に行うことに
よって、バランスの良いホロスコープ
解釈が出来るのです。

さて次回からは星の動的解釈で
あるアスペクトの解説を行って
いきます。

占い師Hisashiの占い講座63(星と12星座と12室の関係)

前回までで、12室の解説を終わりました。
今回は改めて、星と12星座と12室の関係を考えます。
ホロスコープを考えたときには必ず12星座があり、
そしてそこに12室を当てはめ、10の星を配置する
と言う構成になります。
ホロスコープとはまさに天空の12星座に大地の
12室そして人の本質である、10の星を当てはめる
と言う星図だと言えるでしょう。
つまりここには12星座の天、12室の地、星の人
と言う天地人の関係が表されているのです。

12星座が天であると言うのはつまり12星座こそ
が宇宙(太陽系的な地球から見た太陽系の惑星
の通り道であるところの黄道)の地番なのです。
そして12室はこの12星座がその土地によって、
修正された実際の適用すべき場なのです。
その意味では12室は常にナチュラルサイン
のイメージを中心に考えると、本来的な
意味が分かるのです。
そうした宇宙の地番である12星座と言う
位置エネルギーによる個性、12室と言う
地球の土地による修正された場、そして
最後に人の精神の宿る魂的な10の星を
その12星座と12室の中に落とし込む
とホロスコープが出来るのです。

そしてそれは個人の場合は生まれた
瞬間に全てが決まるのです。
集団や団体、地方自治体や国家の
場合は成立時期に決まるのです。
とすると生まれると言うことは
それ程重いということです。

よく幸運の星に生まれた、不幸の星に
生まれたと言う言い方をすることが
あります。
つまりそれは生まれたときの星の
配置でほぼ人生は決まってしまうの
だと言うことを表しているのです。

つまりは西洋占星術とはこの生まれた
時の星がどの星座にあり、どの12室に
あるかを調べること。それに尽きるの
です。

私はこの占い講座では星から解説して
来ました。これは星こそが人の生きる
エネルギーそのものであるからです。
また次に12星座について解説して
来ました。これは星がどの星座に
あるかで星の個性と言うものが
宇宙的に決まるからです。
そして最後に12室の解説を
して来ました。これは最終的に
星がどの12室にあるかで、星を
どう生かすかの場が地球の土地的に
決まるからです。

そしてここで改めて、星から考えて
見ましょう。星には星の神様と
星のルールがあります。
星を象徴する神様のイメージから
導かれる星のルール。星はこの
星のルールがあり、星のルール
で存在しています。
たとえば金星は美のルールで動いて
いるのです。
金星とはどんなものごとでも美と言う
基準(ルール)でのみ扱う星です。
金星から見ると例えば時計一つとっても
そこに機能性やその時計の歴史やブランド
等ではなく、あくまでデザイン的に美しいか
だけを考えていくようなルールに落としこめ
られるのです。
ただし、その美にしても個性はあります。
男性的な美なのか、女性的な美なのか、
シンプルな美なのか、複雑な美なのか
その個性を表すのが12星座なのです。
またその時計を家で飾るか、外に着けて
行くのか、会社で使うのか、プライベート
で使用するのか。そうした場が12室
だと言えます。

これは金星ですと美のルールですが、水星ですと
機能性のようなところから考えますし、木星
ですとブランド的なところから考えます。
星によってそれぞれのルールがあるのだと
言うことです。
今回は時計の例でしたが、実際はそれは個人
と言うことになります。
その個人に星であるところに10の天体のルール
をそれぞれ12星座の個性や12室の場で考えて
行く。
それが西洋占星術の基本となる部分です。

それでは10の星につき、それぞれ例えば太陽は
牡羊座で5室、月は双子座で6室と言う具合に
10の星(実際にはもっとありますが)それぞれに
星座と12室を決めて行けば、その人そのものの
存在は分かるのかと言いますと、まさにその通り
でそれが分かればほぼその人が分かります。
私の解説はそれで星の解説から12星座の解説、
12室の解説と進んで来たのです。
ただそれはあくまで前提となる事のしかも基本
となることです。
実際にはそれを応用しなけらばならないですし、
応用してから、それをどう使って行くかと言う
ことが西洋占星術なのだと言えましょう。

さて前提となる事の基本ですら、意外にこれは
複雑なことでもあります。
と言うのも私は10の星の解説、12星座、12室と
それぞれ個別に解説をして来ましたが、実際には
これは組み合わせなくてはならないからです。
つまりは10の星につき、12星座の個性と12室の
場を考えると言うことです。これは10の星が
12×12の組み合わせがあると言うことです。
つまり10の星につき、144パターンがあるのです。
こうした組み合わせと言うこと抜きには占星術
は成り立ちません。
つまり双子座の9室の太陽と言うところまで出さない
と占いの前提となる、太陽の性質は分からないと
言うことですね。
これを10の星のそれぞれに当てはめ考えて行きます。

その意味では私の書いた星、12星座、12室の解説
は組み合わせて考える必要があるでしょう。

話が長くなりました。
次回は星、12星座、12室の組み合わせについて
書いて行きます。

 

 

占い師Hisashiの占い講座27(星のルールの解釈)

前回までの回で占星術上で使う、10ある星のルールを書きました。

さてこの星のルールとはいろいろな場合に起きやすい起こりやすいことです。
例えば、何か趣味を始めようとするときには、金星と太陽のルールが出てきます。
これは美や美意識、感受性を表すルールである金星と、何かを始めるとき、
自分で動きだすときのルールである、太陽が働き始めると言うことです。
このときに生まれたときの金星の状態と太陽の状態によって、この趣味を始める
ことがどのように動き始めるかが分かるのです。
さてこのときの星のルールを解釈する際にはその星がどの12星座で、どの12室で
あるのかをよく理解する必要があります。
つまりその星のルールはどのような個性を持ち、どのような場所で働くルールなのか
と言うことです。

人は普通、星のルールに従ってのみ生きています。ですがこの星のルール、自分で
自分の星のルールを知り、理解すればルールを利用し、活用し、改造することも
可能なのです。
星のルールを知るには12星座で星の個性をしり、12室で星の働く場所を知ること
がまずは必要なのです。
その上で星のルールを利用し、活用し、改善するためには、さらにアスペクト
と言う星と星の関わる力のある角度を利用することが必要なのです。

ですので星のルールを知るために、まずは12星座、そして12室、更にはアスペクト
と言うものを見ていく必要があります。

次回からは12星座について書いていきましょう。

 

占い師Hisashiの占い講座26(冥王星のルール)

今回は占星術で使う星の最後となる、冥王星のルールについて解説します。
このときに頭に置いていただきたいのが、スサノオノミコト様です。
スサノオノミコト様は暴れん坊にして、ヒーロー、偉大な神にして、破壊の神です。
まことに多面的で色々な魅力に溢れた神様だと言えます。

冥王星はそうした多面性のある星だといえるのです。
冥王星を一言で表すことは出来ません。
一般的には破壊の星、困難、失敗、挫折の星と言われることの多い星です。
しかし、冥王星には逆に物事を復活させたり、再生させたりすると言う、
豊穣の星の部分もあるのです。
それはスサノオノミコト様が多面的で一筋縄では行かないことと重なります。

冥王星の特徴と言えるのは、さまざまな星とアスペクトと言う、星同士の
角度を取ることで、関わる星の能力や特徴を吸収してパワーアップを続ける星である
と言うことです。
ただし、そうしたアスペクトを取るときには衝撃として、破壊的なことも起きる
こともあります。

例えば、仕事をクビになるときに、冥王星の力が働いていることは可能性としては
あります。
離婚するときには冥王星の力が働いていることも可能性としては大きいでしょう。
しかし、こうした破壊はもっと大きな幸運をつけるための試金石であることがほとんどです。
仕事をクビになったときに、実は本当は昔はもっと別な仕事をしたかったことを
思い出すこともあるでしょう。
離婚したときに本当にその相手を好きではなかったことが分かることもあります。

こうしたときには、冥王星はクビのときには土星、木星、太陽、火星などの仕事
を表す星の本来的な力を吸収し、のちにはその力で土星、木星、太陽、火星などの
星の助けになってくれます。
そうすると、具体的には、自分のいままでやりたかったことに近い仕事を始めたり、
そうした会社に就職出来たりするのです。
また離婚のときには金星、月、太陽、水星などの結婚生活を表す星の本来的な
力を吸収し、のちにはその力で、金星、月、太陽、水星などの星の助けになって
くれます。
そうすると具体的には、離婚後に婚活を始めて、今度こそ本当に好きになれる人
に巡りあうこともあるでしょうし、離婚後に偶然に同窓会で昔、好きだった人に
会って、仲良くなることもあるでしょう。
つまり冥王星は破壊的なショックを受けているときには、他の星の本来的な力を
吸収し、その後にその星に新たな力を与えることが出来ると言う稀有な星なのです。

これはスサノオノミコト様が暴れたり、オロチと戦ったりと色々なことをしている
うちにヒーローとなり、クシナダヒメと結婚し、草薙剣と言う宝も手に入れ、
さらにはオオクニヌシノミコトと言う偉大な神を導くような存在にまで成れた
こととつながっています。

こうした力は本当に強力なものです。もしかすると本当の成功や幸せは冥王星が
関わらないと手に入らないのかもしれません。
スポーツでヒーローとなる。芸能人として活躍する。官僚となって世の中を動かす。
会社経営者として、ビジネスで成功する。芸術家になって、素晴らしい作品を残す。
デザイナーとして成功する。理想の相手と結婚して、玉の輿に乗る。
こうしたことをしたいと思うなら、冥王星の力を使うことでしか、達成出来ません。

破壊とは挫折と言い換えても良いかもしれません。
挫折を乗り越えて花開く成功の裏にはこうして冥王星の力が必ず働いているのです。

あなたの冥王星は何座にありますか?その星座を知り、冥王星の星座の力を知る
だけで冥王星は自動的に働き始めます。
そしてアスペクトを知り、破壊のときに関わる星の本来的な力を吸収し、のちに
他の星にその力を与える。
そんな風に冥王星を使えば、未来は成功に近付くでしょう。

これで星の神様の物語と星のルールについては終わります。
次回はまた別な話をしましょう

 

占い師Hisashiの占い講座24(海王星のルール)

今回は海王星のルールです。
海王星は海の力を表します。水の力と言っても良いでしょう。水が表すものはなにでしょうか?
人は水が無ければ生きていけません。水とは体の潤いとも言えます。占星術的に水の力と言えば、
心の潤いでしょう。心の潤いとは何でしょうか。それは思いやり、優しさ、情と言ったものです。
こうした思いやりや、優しさ、情と言うものが無ければ人は、人として生きて行けません。
情などが無い世界では、人としての十分な感情が養われないのです。
その意味で月の表す感情や金星の表す恋愛感情とこの海王星の表す情感は切っても切れない関係に
あります。

海王星を表す神様の玉依姫様が姉の豊玉姫様の子供を育てるのもそうです。
姉の子を自分の子として愛情深く育てるのは、それ相応の情愛が必要です。
こうした情愛こそが海王星の本質とも言えます。
月を情愛と思うかもしれませんが、月は感情です。この感情とは情愛も含まれますが、
怒りや勇気などの情愛とは別の感情も含まれるものです。
また金星も恋愛感情を表しますが、これも海王星の情愛とは違う種類のものです。
恋愛感情の中には独占欲や支配欲、性欲なども含まれますし、かなり自分勝手な恋愛感情も含まれるのです。

その点、海王星の情愛は深く慈しむような慈愛だとも言えるのです。
その意味では宗教の持つ人類愛や慈悲の心なども海王星が表します。
また情愛を深く追及させたあかつきに訪れる、ひらめきや直観、霊感なども海王星の表す事柄なのです。
このひらめきや直観は単に霊能的な力だけでなく、創作活動に必要なインスピレーションなども表すのです。
例えば小説などでは人の心を打つ作品を作ることが大切です。
この人の心を打つというのが、海王星の持つ情愛であり、インスピレーションであるのです。
それはもちろん、音楽でも絵画でもありとあらゆる創作活動において有用な能力なのです。

以上のことから、海王星は月の感情や金星の恋愛感情を有意義なものへと昇華させる働きがあります。
また他の星と結びつくと、霊感やインスピレーションやひらめきなどを与えてくれる、本当に色々な恩恵のある星なのです。

ただし、水商売と言う言葉もあるように海王星はお酒、ギャンブル、恋愛感情や性愛を商売にした夜の仕事などにも関わります。
また詐欺などのだましにも関わります。
こうした海王星の悪い現象は海王星をうまく使いこなしていないことで起こるのです。
例えば、占いや霊能、インスピレーションを否定している人は逆にこうした海王星の悪い現象の水商売などにはまりやすいのです。

こうしたことを回避するためには海王星を上手く使うことです。それは海王星の星座のイメージを上手く使うことが
重要です。
例えば海王星が蠍座の人は尊敬出来る異性をイメージし、海王星が射手座の人は創作活動をし、海王星が山羊座の人は
仕事や学業に必要なアイテムやスキルを集め、海王星が水瓶座の人はSNSを使った創作活動をし、海王星が魚座の人は
パワーストーンやパワースポットで己を浄化する。
こうしたことで海王星をうまく使い、悪い影響を避けることが出来ます。
そして占いは海王星を有効に使う手段として最も優れています。
ですから、西洋占星術、タロット、四柱推命など自分の気に入る占いをすることをぜひともおすすめします。

あなたの海王星を上手く使うことで、人生が有意義になるでしょう。

次回は冥王星の神様について書きます。

占い師Hisashiの占い講座22(天王星のルール)

今回は天王星のルールです。
天王星は冴えた意識、ひらめき、超越意識を表しています。
この意識が強く働くと社会改革運動になりますし、それが行きつくところまで
行くと、革命や維新と言うことまで行きます。

ここで大事なのは猿田彦大神の役割です。猿田彦大神は天津神を国津神の世界へと
道案内しました。
同様に天王星は天津神に例えられる、冥王星、海王星、また自分自身である天王星と言う
トランスサタニアンの働きを国津神に例えられる土星以下の星に伝える働きがあるのです。

普通、冥王星、海王星、天王星の働きは強力かつ破壊的に表れます。
こうした星が例えば金星や水星などに直接かかわると、破滅的な出来事に巻き込まれます。

しかし、天王星と例えば土星や木星などが関わったりすれば、こうしたトランスサタニアンの力
は比較的に穏やかに表れます。このときはその人の持つ、冴えた意識や、ひらめきなどが開花
すると言うイメージにもなります。

つまり天王星は冥王星や海王星、はたまた自分自身の持つ、モンスターのような破滅的なパワー
を穏やかに流用できる形で伝えることのできる、唯一の星であり、星全体の要となる星なのです。

しかもこの天王星は猿田彦大神のように、全体を見まわすことのできる星です。
表の中心となる星が太陽だとすると、裏の中心となる星が、天王星なのです。

これは伊勢に行くとよく分かります。
太陽である、伊勢神宮内宮と月である月讀宮の丁度中間に天王星である、猿田彦神社はありますし、その
中には金星であるアメノウズメのお堂があるのです。

つまりはトランスサタニアンと言う強大な力をむしろ有用な力に変えて使えることが出来る唯一の星なのです。

これは例えば冥王星が悪さをして、災難ばかりに遭う人や、海王星が悪さをして、お酒やギャンブル、水商売から
抜け出せない人などは天王星を媒介として使うとその冥王星や海王星を有用なものとして使うことが出来るのです。
また天王星そのものが、その人を変わり者としている場合は天王星に近い星である、土星や木星との関係を
見直すと良いでしょう。

こうして全ての星を整えると意外なほどに人生はうまく行ってしまいます。
そのときこそ太陽の力を使うときなのです。
普段、太陽の星座のみがクローズアップされているのですが、天王星の星同士を整える力があって
こその太陽の力だと言えるでしょう。

ですから太陽と天王星がアスペクトする場合は非常に優秀な個性を作ることが多いでしょう。

あなたのホロスコープでは天王星が力を握っていますか?
もしそうなら、あなたは運命を切り開くほどの力を持っています。
もし違うなら天王星をもっと使う方法を考えてください。
そうすれば天王星のパワーで全ての星が整えられ、運気は好転するでしょう。

私見では太陽、月以外の星で一番重視しなくてはならない星だと思われます。

 

 

占い師Hisashiの占い講座20(土星のルール)

今回は土星のルールです。土星を神格化した神様が、大山祇神、であったり、木花咲耶姫であったりするのは、
やはり土星と言う星が山とは切っても切れない関係にあるからです。
土星は山に関係する星です。土星の強調されたホロスコープの配置になるときには山の夢をみることがあります。
それでは山にはどんな意味があるのでしょうか。

昔から、山は異界とされてきました。山には神仏が住むイメージですね。その上で、山からの指示で、人々が
動くと言った印象でしょうか。つまり山は神秘的な世界の入り口であると同時に支配者層のイメージでもある
のです。

ここで一番そのイメージに近いところをあげますと、日光東照宮が考えられます。日光東照宮は徳川家康を祀った
お寺(神社)です。徳川家康と言う、支配者のお墓でもあります。実際に奥まで行くと家康公の墓があります。
またここは二荒山神社と言う神社と輪王寺と言うお寺とこの東照宮で一体となっている、珍しい寺社です。
ですから家康公の裏には神様と仏様と言う異界の世界とつながっているのです。

つまり土星と言うのは支配者であって、その上でその支配者と神秘の世界はつながっているのです。
それは山のイメージでもあります。

土星の神である木花咲耶姫の潔さ、潔癖さは土星の特徴でもあります。土星は支配者とつながっているので、いわゆる
ルールと関係があります。ルールを守る守らせる、ルールを作ると言うのは全て土星の作用なのです。
ですから土星が強調された人は潔癖でルールにこだわる傾向があるでしょう。
なぜなら、この世を支配しているのはルールだからです。

ルールの無い社会はありません。未開の部族ですらルールはあります。いえ、むしろそのようなところこそ
ルールは厳しいでしょう。現代社会はルールと言うのは法律と言う目に見える形になっています。
いわゆる法治国家です。それは現代社会がルールが厳しいのではなく、むしろ法律の範囲でなら自由だと
言う、自由さを表すことです。ここのところは天王星の影響も入ってきています。現代の法律、特に憲法
などには天王星の考え方がふんだんにちりばめられています。

一方、法律などでない、社会の掟やルールと言うものは土星が表していまして、未開の部族や地方独自の
例えば村の掟と言うものは土星の象徴です。会社のルールいうものもそれに含まれるでしょうか。
とにかく社会のルールというものは土星が作っているのです。

まとめると土星は社会の支配者を表していまして、その支配者の裏には神秘の世界があります。また土星は
ルールを作り社会を支配しています。現代の憲法などには天王星の考え方も入っています。そしてこうした
支配者やルールという裏には神秘の世界や憲法などの新たな考え方も含まれていて、そこには天王星以降の
星の影響も垣間見えるのです。
つまりは土星は土星以下の星である、月、水星、金星、太陽、火星、木星、にとっては支配者なのです。
基本的にはこうした星からは土星しか感じられません。天王星、海王星、冥王星の影響力は土星を介して手に
入れるのが、一般的な人々なのです。

ですが芸術家や芸能人、スポーツマン、経営者、政治家、法律家、占い師、霊能者などの一般的な人より、感覚が
上の人達は土星より遠い、天王星、海王星、冥王星の影響を直接に受け取ります。

いわゆる普通の人達が目指す最高点がこの土星であり、山なのです。ですから土星は人としての頂点である、
60~70ぐらいの老人も表すことがあるのです。

あなたのホロスコープで土星は強調されているでしょうか。土星の表すことは若いころには苦労しますが
年を取ると得意なことに成ります。そして土星に守られた人は大器晩成となります。土星は頂点の星と
言えるでしょう。

 

 

 

 

 

占い師Hisashiの占い講座18(木星のルール)

今回は木星のルールです。前回、書いた大国主の性格が木星のルールと関わりがあるのです。 まず、大国主は力を持たない神です。これは武御雷之男神とは違う神です。木星のルールもここのところが関係があるのです。 人が生きるにおいて力が無いとはどういうことでしょうか。もし、無人島で一人暮らしの状態なら力が無ければすぐに死んでしまいます。 力というものは生きるにおいて必要なものなのです。ですが現代社会においては力は必要ではないと言えます。 無論、ある程度の力は必要なのでしょうが、それよりも大切なのは人間的な魅力なのではないでしょうか。 現代では組織というものが整備され、大抵の仕事は集団で行う仕事です。 こうした社会では個人の能力よりも集団で成し遂げる能力が必要だと言えるのです。 それにはとりもなおさず、人間的な魅力が無ければ人はついて来ないのです。 大国主は力は無くても人間的な魅力はありました。 矢上姫、スセリビメ、母神、スサノオノミコトと大国主に関わった神は皆、大国主の味方に成ってしまうのです。 こうした人を動かす人間的な魅力こそが木星のルールです。 昔、漢王朝が成立したときに中心人物であったのが、漢の高祖、劉邦です。 この劉邦と言う人物は田舎の顔役のような存在だったようです。 劉邦は戦いには弱く、政治的に国を動かすことも出来ず、うまく立ち回る頭も無かった人物です。 しかも感情的で横柄でした。そんな人物が何故、漢帝国の初代皇帝まで上り詰めたのでしょうか。 この劉邦は人間的な魅力がありました。 例えば強い敵の項羽に難くせをつけられて殺されそうになったときには土下座してでも相手に誠意を尽くしました。 また、部下に財産を与えるときも気前良く奮発します。それでいて聖人君子では無く、気さくな人物だったようです。 こういう人物には多くの人が集まります。政治が上手い人物、戦いに強い人物、どう立ち回れば良いかアドバイスしてくれる人物 など劉邦の周りには優秀な人物が大勢集まりました。そして敵に勝って帝国を作りあげたのです。 こうした劉邦や大国主は決して力があったわけではありません。むしろ力は周りよりも無かったでしょう。 ですが気前の良さや優しい人柄など人間的な魅力に溢れていたのです。 それが故に劉邦は帝国を作り、大国主は葦原中国を作れたのです。 現代社会においては能力よりも人柄が重視されています。組織で動く現代ではそれは当然だと言えます。 こうした価値観で動いているのが木星です。つまり木星のルールとは人柄の魅力のルールなのです。 魅力と言っても金星の魅力とは違います。金星の魅力は見た目の美しさや可愛らしさがもとになっています。 ですが木星の魅力とは恋愛感情の無い、人徳とでも言うべき魅力なのです。 またこうした魅力は火星のルールの力のルールを上回っています。 現に劉邦に敗れた敵の項羽は力のルールの火星の力で動いていたと言って良い人物です。 ですが人徳のルールの木星のルールの劉邦の方が最終的に勝つのです。 火星の回では力のルールを抑えるのは木星のルールだと書きました。 この木星のパワーは絶大で、木星は王者の星でもあります。 人の上に立つ、王者になるにはこうした木星の力が必要なのです。 皆さんのホロスコープにはどの星座のどの室に木星はいますか。 そして他の星と結びついてパワーを発揮していますか。 もしそうなら、大成功も夢ではありません。 もしそうでなくても、木星を使うように努力すれば成功出来るでしょう。 次回は土星を表す神様について書きます。  

占い師Hisashiの占い講座16(火星のルール)

前回は火星の神である武御雷之男(タケミカズチノオ)神のエピソードが火星の象徴することにつながると 書きました。 今回は火星とはどんなルールで動いているのかについて書こうと思います。 武御雷之男神のエピソードでは示威活動、戦い、勝利、スポーツ、武器、技術、承継などについて述べました。 こうした象徴を挙げて行くと一見、荒唐無稽な羅列に思われるかもしれません。ですがこれら全てについては 共通点があるのです。つまりこの火星にはルールがあるのです。 火星のルールとは「力」です。全ては力によって動いているのです。 示威活動は「力」の表現です。戦いとは「力」と「力」のぶつかり合いです。勝利は「力」の結果です。 スポーツは「力」を競うことです。武器は人間の「力」を増大させる道具、または機械です。 技術は「力」で色々な物を創造するノウハウです。承継はその技術と言う「力」を受け渡すことです。 こうして考えると火星の表す象徴は全て「力」に関わるのです。 火星のルールはこの「力」で動いているのです。そこに慈悲の心や優しさなどは入りません。 例えばスポーツで思いやりや優しさが入れば、競技に負けてしまいます。つまり「力」こそが正義 なのです。 この火星の世界では「力」だけが重要なのであり、それ以外はあくまで付け足しなのです。 ですから火星の強調された配置のホロスコープを持って生まれた人はこうした「力」を過剰に信じます。 そうした人は体を鍛えたり、技術を得るために努力をします。勝つことにこだわり、結果を出すことに精を出すでしょう。 それ自体は非常に大事なことですし、必要なことでもあります。 体を鍛えることはあらゆる「力」の源ですし、健康にも役立ちます。技術は世の中を便利にしますし、仕事 でも成績をあげて勝つことは社会を活性化します。 ですから火星のルール「力」のルール自体が悪いことではありません。 ですがやはりこの「力」のルールはこだわりすぎると悪い点も出て来るのです。 国と国が「力」で争うとどうなりますか?やはり戦争と言う殺し合いになるのは避けられません。 スポーツも度が過ぎると他者を認められない偏狭な精神が生まれます。 技術や仕事の勝利も度を超すと健康を害したり、他者の幸せを害することに成ります。 やはり物事には明るい面と暗い面があるのです。 占星術では火星は不幸の星と言われて来た歴史があります。 つまり火星が巻き起こす不幸とは先ほど書きました「力」のルールにこだわりすぎるときに起こるのです。 「力」のルールにこだわりすぎると必ず不幸になります。 ですから「力」のルールだけにこだわらないようにしなくてはならないのです。 この「力」のルールを緩和するのは木星が表すルールです。また「力」のルールを制御するのは土星が表すルールです。 もちろん他の星のルールも約に立つことも多いのですが、木星と土星の関係が火星を不幸の星から幸福の星にするカギ を握っています。 皆さんのホロスコープでは火星が強調されているでしょうか?強調されていれば「力」を求めるし、また得られるでしょう。 ただその場合、木星や土星で火星をコントロールする必要があり、出来なければ文字通り火星は不幸の星として働くでしょう。 火星が強調されていなければそうした危険性はありませんが逆に「力」を手に入れることは出来ないので普通に暮らすことしか 出来ないでしょう。 つまり火星は両刃の刃、成功の星にも不幸の星にもなるのです。 次回は火星のコントロールのカギの一つともなる木星について書きます。まずは木星の象徴である神様について書いて行きます。