占い師Hisashiの占い講座17(木星 大国主命)

今回は木星を司る神様について書こうと思います。 木星は火星の暴走を抑える星です。ですから木星を司る神様も火星を司る神様である 武御雷之男(タケミカヅチノオ)神と関わりがある神様なのです。 それは大国主命(オオクニヌシノミコト)と言う神様です。 この大国主命は前の神話にも出てきました国譲りに関係する神様です。 大国主命は国譲りで武御雷之男神に負け、国を高天原の神々に譲ることに成ります。 国譲りと言うからには国作りも行っています。その国とは葦原中国(あしはらのなかつくに)です。 この葦原中国は黄泉の国と高天原の間にある国です。黄泉の国は死者の世界で高天原は神の国です。 ですから葦原中国はこの世、つまり日本と言う国を表しています。 大国主命はこの葦原中国をどうやって作ったのでしょうか? もともと大国主命は大己貴命(オオナムヂ)と言う神で兄弟の神の荷物持ちをしていました。 大国主命の絵や像で袋を担ぐ姿が多いのはそんなわけです。 荷物持ちは身分の低い存在です。兄弟に虐げられていたのです。あるとき、矢上姫(やがみひめ)と 言う美しい女神に恋をしました。すると兄弟神はオオナムヂを殺してしまいました。 ですがオオナムヂは母神に生き返らせてもらいました。しかし、そんなことを繰り返しても兄弟にやられてしまうの で最終的にはオオナムヂは根の国と言う国に逃げていきました。 この根の国にはスサノオノミコトがいたのです。このスサノオノミコトは日本神話で武御雷之男に並ぶ強い神です。 このスサノオノミコトにはスセリビメと言う娘の女神がいまして、オオナムヂとこのスセリビメはいっぺんで相思相愛に成ります。 ですがスサノオノミコトはオオナムヂを認めません。ですからオオナムヂに蛇やムカデの試練を与えましたが、 オオナムヂは試練を乗り越えスサノオノミコトから宝とスセリビメを持って逃げて行きます。 そのときにスサノオノミコトはオオナムヂを男として認めたのです。矢上姫はスセリビメが来てからは隠れてしまいました。 その後オオナムヂは大国主命と名を替え、少彦名と言う神と国作りをし、またさらにその後、 大国主命の幸魂奇魂(さきみたまくしみたま)である大物主(おおものぬし)と言う神と国作りをするのです。 それから後に、高天原から武御雷之男神が来て国を譲らせられるのは火星の神話のところで書いた通りです。 この大国主命の神話に木星の力が表わされています。 まず荷物持ちであったのは大国主命がもともと力が無かったことを表しています。矢上姫やスセリビメ、 母神などに愛されるのは大国主命が好かれるような人格者であることを表しています。 またスサノオノミコトの試練を乗り越えるところは大国主命が努力する神であることを表しています。 スサノオノミコトから得るのは強さでは無く、妻と宝です。これは大国主命が豊かさを司っていることを表します。 最後に大国主命は仲間と国作りを行います。これは大国主命が協力してことをなす神であり、 国と言う豊かな大地を作る豊穣の神であることを表しています。 このように大国主命は武御雷之男神とは対照的な神と言えます。 この大国主命の司る木星については次回に書くことにしましょう。      

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