占い師Hisashiの占い講座40(12星座 獅子座の解説)

今回は獅子座の解説です。

今回の獅子座で四区分としての分類としては1周することに
なります。
つまり四区分的には牡羊座から蟹座までですべての元素は
そろったはずです。
しかし12星座はこの四区分の四つの元素を3回繰り返し
ています。
これは四区分にも成長の過程があるということです。
つまり牡羊座から蟹座までと言うのは比較的に
単純な四元素を表していました。
それに対して2週目の四区分である獅子座から蠍座
と言うのは四区分の元素に人間的な要素が加わって来るのです。
人間関係と言いますか。

ですからこの獅子座につきましても同じ火の元素である、
牡羊座から比べて、人間関係的な要素が入った、火の元素
だと言えるでしょう。
加えて三区分ですと不動宮です。
この不動宮は個性的に頑固で自分を曲げないところがありますが、
単にそれだけではない力があります。

三区分の不動宮の星座は4つあります。
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。
これはそれぞれ、地の宮、火の宮、水の宮、風の宮です。
そしてこの不動宮の星座はその四元素のエネルギーを多大に
持ち合わせています。
牡牛座は地の元素としての経済や肉体の力を多大に持ち合わせて
います。
そして獅子座は火の元素としての想像力や発想力、また自己顕示欲
などを多大に持ち合わせているのです。
ちなみに蠍座ですと、水の元素の情愛や神秘性を多大に持ち合わせて
いますし、水瓶座なら風の元素の知恵と情報を多大に持ち合わせて
います。

とにかくそうした性質からも、獅子座は人間的な火の宮であり、
火の元素の要素である、創造性や発想力、想像力、自己顕示欲などを
多大に持つ星座だと言えるでしょう。

ここで時間の流れから獅子座を見て行きましょう。
牡羊座で赤ちゃんだった人は、牡牛座で子供的に体をうまく使う
ことを覚え、双子座で小学校3年生のように冒険心を発揮するのです。
そして蟹座でいじめのような辛い経験をし、人間性が育ち、小学校6年生
のようになっていくのです。

情愛を覚えた人は、改めて自分が何が出来るかを考えます。
そしてそこには創造性や発想力が芽生えるのです。
その意味で同じ創造性や発想力に優れる火の宮の牡羊座とは
根本的に違います。
牡羊座は赤ちゃんのような感性で、前世から受け継いだような
直観力で創造性や発想力を出してくるのです。
一方の獅子座は蟹座で培われた人間的な情愛や神秘性を取り込んだ
上での創造性や発想力なのです。
これは例えば人の情愛や倫理観を学んだ小学校6年生が、中学に入り
友人関係の中から、恋愛感情を学んだり、いろいろな世の中の文化を
学んでいく過程に置き換えられます。

人は誰しも中学生のときに学んだことや体験したことは一生
忘れないはずです。
この時期に初恋をする人は多いでしょうし、好きな音楽や
マンガ、アニメ、テレビ番組や芸術に打ち込むようになるのも
この時期です。スポーツをやる人にとっては正に一皮むける
ときでしょう。

こうした中学時代の体験は実はすべて大人になっても
更に年をとっても永遠にその人の中で生き続けます。
そしてこのときの体験をもとに人は創造性や発想力を発揮していくのです。
その意味ではこうした中学生のようなみずみずしい感性こそが
獅子座の個性だと言えるでしょう。

そこから人間的でみずみずしい感性に基づく創造性を何歳になっても
持ち続けられるのが獅子座だと言うことが言えるのです。

例えばアラサーでも女子会を開き、女子中学生のような恋バナに花を咲かせる
ような女性。
40代になって家庭も仕事も安定してても、ガンダムプラモ作りに土日を全て使う
サラリーマン。
60代になっても東京原宿のラフォーレ原宿と言うファッションビルでカッコいい
Tシャツを買って、孫に自慢したがる年金生活者など。
こうした人たちは獅子座の影響の強い人たちなのです。

そしてこうした人たちは正にいつまでも中学生のようなみずみずしい感性と
創造力、発想力に優れています。
それが獅子座の個性だといえるのです。

次回は乙女座について解説します。

 

 

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