占い師Hisashiの占い講座69(トラインの解説)

今回もアスペクトの解説です。
前回までで、合(コンジャンクション 0度)とオポジション(180度)
のアスペクトを解説しました。

今回のアスペクト解説はトラインです。
合はソフトでもあり、ハードでもあるアスペクト
です。
オポジションはハードなアスペクトです。
今回のトラインでやっとソフトなアスペクト
の解説になります。

まず合は星と星がほぼ同じポジションにいます。
そしてオポジションはまさに裏で、円を2分割
したときに同じポジションに来ます。
今回のトラインは120度のアスペクトです。
これは円を3分割したときに同じポジションに
来るアスペクトです。

この3と言う数がトラインを物語っています。
3の数は1の本質、2の裏との結合に対して、
裏も表も使いこなし、創造を続ける数です。
この3の数は哲学のアウフヘーベン(止揚)
の概念に関わります。
つまり1が本質でそれに対して2が裏の概念
としてきて、それをアウフヘーベン(止揚)
して、高次の概念を作り上げるのです。
つまりこれは統合・総合して創造的に
物事を作りあげると言うことです。

トラインにはこの概念があります。
つまりこのトラインには互いの星を
アウフヘーベン(止揚)し、新たな
概念を作ると言うイメージとなります。
これを例えば蟹座の太陽と魚座の月が
トラインのアスペクトで結ばれている、
主婦の女性の例で考えてみましょう。

この場合は自分は魚座の月で、人生を
謳歌したい、楽しいことならやりたい
と言うことで、結婚してからも演劇の
サークルに参加しているイメージです。
一方の夫は家族は常に仲が良くて、休み
はいつも一緒にいたい夫のイメージです。
この両者は食い違います。
この両者をアウフヘーベン(止揚)
するとつまりは演劇のサークルに出つつ
家族も大切にすると言うイメージです。
これは例えば子育ての段階で、子供にも
演劇の勉強をさせたり、また夫にも演劇
の素晴らしさを教えるために、一緒に
観劇にいったりして、夫との休みを
演劇の勉強でもあり、また家族水入らず
の楽しみの時間とすることで、魚座の
楽しいことをやりたいと言う月の力
と蟹座の家族仲良くと言う、太陽の
力を止揚して新たな生き方を作りだす
と言うイメージです。
例えばこれは相撲を一緒に見に行ったり、
映画を見た後に、レストランで食事を
したりとこの魚座の月と蟹座の太陽を
満足させる止揚の道は必ず作れると
言うことです。

これはオポジションの2つの星を
両立させると言うイメージとは
違います。
オポジションの場合は相反する
裏と表を両立させるのです。
具体的には牡牛座の太陽の職人的な
生き方と蠍座の月の人を使うところで
工事現場の職長のような生き方を
目指すのがオポジションです。
一方のトラインでは蟹座の太陽の
家族を大切にしたい夫と魚座の月の
演劇サークルの行きたい妻で、お互いに
融和し合い、二人で観劇に行ったり、
相撲を見に行ったり、歌舞伎を見に行ったり
するのです。そして子供には情操教育
として、子役の演劇スクールに通わせたり
するのです。
トラインの方が応用範囲が高く、創意工夫
の余地があると言うことですね。
その意味でソフトなアスペクトだと
言えるのです。

やはりトラインの場合は創意工夫や
創造性の要素は欠かせないでしょう。
またトラインでは四区分で、同じ宮に
なることが多いはずです。
例えば先ほどの例ですと、蟹座の太陽と
魚座の月ですと水の宮のトラインだと言えます。
同じ宮ですと、親和性が高く、その意味でも
トラインは扱いやすいアスペクトだと言える
でしょう。

ハードなアスペクトは使いこなすのが困難で
すが、使いこなせたら相当の力を発揮するのに
対して、ソフトなアスペクトは使いやすい
アスペクトなのです。
だからと言って力がないわけではなく、工夫と
応用で力のあるアスペクトにもなります。
その意味では昔からソフトなアスペクトを吉角と
して珍重してきたこともわかります。

ただし、トラインは何もしなくても良いアスペクト
なのではなく、やはりアウフヘーベン(止揚)
をして、自分なりに創意工夫が求められるアスペクト
なのです。

さてトラインを語る上で絶対に外せないのが、
グランドトラインです。
グランドトラインは星が3つお互いにトライン同士
になるアスペクトです。
つまり3つのトラインのアスペクトが
出来るわけです。
具体的には先ほどの蟹座の太陽と魚座の月に
対して蠍座の木星があり、蟹座の太陽と
蠍座の木星がトライン、蠍座の木星と
魚座の月がトライン、魚座の月と蟹座の
太陽がトラインと3つのトラインが調和して
いる形です。
これは水の宮で起きている、グランドトライン
なので水のグランドトラインです。

このグランドトラインは伝統的には大吉角と
言われてきました。その宮の最高の力が
使えると言うことです。
例えば先ほどの水のグランドトラインでは
人間関係で天才的な才能があると解釈
するような見方です。

ただ私はこのグランドトラインをそれ程
は重視しません。
グランドトラインと言うのは要するに、
トラインが3つ重なっただけのことです。
それ程、大げさに考えなくても良いのでは
ないかと言うことです。

ただトライン特有のアウフヘーベン(止揚)
して創意工夫する力は強く働きます。
ですから、単にグランドトラインがある
からと喜ぶのではなく、グランドトラインが
トラインとしての力を発揮出来るように、
創意工夫する必要があると言うことです。

先ほどの蟹座太陽、魚座月、蠍座木星
の場合ですと、家庭を大事にする夫と
演劇に打ち込む妻に、経済的な裏づけ
があると言うことです。
これは親の援助かもしれませんし、夫の
会社での収入かもしれません。(ここの
ところは12室で判断するのが妥当です。
例えば蠍座の木星が8室だとすると、親
の援助があると言うことです。)
この場合は先ほどの夫婦で観劇に行くとき
にも、特等席でじっくりと見れますし、
歌舞伎でも特等席で見て、勉強になる
ことが多いでしょう。
また子供を子役の演劇スクールに通わせる
場合でも、有名な演劇スクールに通わせる
ことが出来ますし、そこでも子供は才能
を発揮出来るでしょう。

要するにもともとのトラインの性質が
変わるわけではなく、パワーアップする
ようなイメージなのですね。
ですから、やはりアウフヘーベン(止揚)
が必要ですし、創意工夫が必要なのですね。
そこのところグランドトラインは何もしない
で幸運と言うわけでは無いのですね。

次回もアスペクトの解説を行います。

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