今回は無意識のルールである、星のルールについて書いて行きます。 私たちの住む地球の周りには太陽系と言う、太陽を中心とした惑星群があります。 太陽は恒星で月は地球の衛星であり、冥王星が惑星かどうかは異論がありますが、 占星術では太陽も月も冥王星も便宜上、惑星として数えます。 また占星術では我々の地球から見た惑星群の動きを使いますので、 地球は惑星として数えません。 そうすると便宜上太陽系の惑星群を表す星は10あることに成ります。 太陽を始めとして、近い順にあげていきましょう。 太陽、水星、金星、月、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。 この10の惑星のルールが星のルールと言うことに成ります。 このうち太陽と月だけは恒星と衛星と言うことで特殊な惑星となります。 その他の惑星は太陽に近い順に個人の才能に関わり、遠い順に人生に強い影響を与えます。 この星のルールと言うものがなぜ人間世界に影響があるかはまだあまり分かっていません。 私たちは経験上こうした星のルールが地球で起きる、あらゆることがらに影響を与えていること を知るようになったのです。 それが西洋占星術と言う占いです。 私たち占い師はこの10の星のルールを使い個人や社会に起きることを予知し、 アドバイスを与えていくのです。 太陽は10の惑星の中心となる星でこの星を使いこなせるかで人生は大きく変わります。 また月は生まれたときの性格に関わり、この星も人生に大きな影響を与えます。 その他の惑星もそれぞれ深い意味があり、人によっては特定の星をよく使いこなし、 太陽や月よりも人生に影響を与えている場合もあります。 今回は星のルールについて話しました。次回からは太陽から順にその星のルールを書いて行きます。
8月 2014のアーカイブ
占い師Hisashiの占い講座4(無意識のルール、無意識の流れ)
今回は占い師が何を見ているかを書きます。 占い師は無意識の世界を渡り歩く術を持っています。 それは無意識の世界を歩くルールを知っていると言うことです。 または無意識の世界の流れを読むことが出来るのです。 無意識の世界のルールは西洋占星術で読むことが出来ます。 無意識の世界の流れはタロットカード占いで読むことが出来ます。 無意識の世界のルールとはどういうことでしょう。 ルールとはどの世界にもあることです。 たとえばスポーツにはルールがあり、それに違反すれば反則を取られてしまいます。 また車の運転では交通ルールがあり、違反すれば反則金や点数を取られます。 また人間社会にもルールがあり、盗みなど犯罪をすれば罰金や懲役などの刑を科されます。 他にも友達同士であっても、周りの友達に迷惑をかければ、皆離れて行くでしょう。 つまりどの分野のどの世界でもルールはあるものなのです。 もちろん無意識の世界にもルールがあります。 無意識のルールは普段は意識することはありません。 ですが何か問題が起きるときはその無意識の世界のルールに外れたときなのです。 この無意識の世界のルールとは何なのでしょうか? 私見では惑星と呼ばれる星のルールなのです。 星のルールに従い精一杯頑張ることこそが成功の秘訣なのです。 西洋占星術で使う星は大まかに言って10ほどあります。 その10の星のルールを掴むことこそが占い師が西洋占星術で行っていることなのです。 また無意識の世界の流れを読むとはどういうことでしょう。 たとえばスポーツでは試合の中で一番重要な場面で自分の側に流れが来るように動くときがあります。 試合の中ではその流れを掴ことが重要で、実力が均衡した相手なら、流れを掴んだ方が勝利します。 車の運転では道路交通の流れに従った運転をすればスムーズな上に事故も少ないのです。 社会ではどうでしょうか?仕事でも人間関係でも流れを掴めば物事はうまく行くものです。 無意識の世界の流れを読むにはタロットカード占いが最適です。 このカードにはこれから起こることを予知して占う者に伝える力があります。 占い師は何枚かのカードを並べていき、そのカードの流れを読み、そのカードの意味を読み解く ことによって無意識の世界の流れを読み解くことが出来ます。 タロットカード占いでは占い師はカードを読み解く技術を使い、無意識の世界を読み取っているのです。 今回は占い師は西洋占星術では無意識のルール、星のルールを読み取っていることと タロットカード占いでは無意識の流れをカードを読み解くことで掴んでいることを書きました。 次回は西洋占星術に絞って星のルールについて書いて行くことにします。
占い師Hisashiの占い講座3(占いのたとえ話)
前回まではなぜ占いは当たるのかと言う話をして来ました。 今回は占いは無意識に対して何をしているのかと言うことを話します。 無意識と言うとかなり漠然としたイメージです。 無意識と言うのはたとえば大きな海のようなものです。 そこに小舟で乗り出すのが私たちです。 海の先には夢の新天地が待っているのかもしれませんし、宝の島が待っているのかも知れません。 しかし、小舟で海へ乗り出すのはあまりにも危険です。 嵐にあったり、サメに襲われるかもしれません。 この嵐は例えば失恋かもしれませんし、肉親の病気などや、あるいは失業などもあるかもしれません。 サメは嫌な恋敵、あるいは嫌味な上司や怒鳴りつける先輩かもしれません。 そうした人生の航海に必要なのが占いです。 このたとえで言うと西洋占星術は小舟を強化して、大船や立派なエンジンを付けた船にしてくれます。 またタロットカード占いはレーダーや天気予報などで危険な場所や天候を予知できますし、 レーダーでサメをかわすことが出来ます。 船を強化し、レーダーで危険を予知すれば、海に飛び出しても危険ではありません。 新天地や宝の島も見つけられるでしょう。 ですから皆さんはぜひこうした占いを学び大冒険を果たしてください。 占い師とは船をパワーアップさせる船大工であるかもしれませんし、レーダーを取り付ける技士 かもしれません。 今回は占いをたとえ話で話しました。次回は占い師が占いで何を見ているかを話しましょう。
占い師Hisashiの占い講座2(占いの本質は無意識を使いこなすこと)
本格的な占いはどうして当たるのでしょうか。 これにはまず占いと言うものの本質を知らなければなりません。 人間の精神には意識と言う状態と無意識と言う状態があります。 私たちが普段生活しているときの精神は意識が働いているのです。 それに対して寝ているときなどは無意識の状態にあります。 この無意識と言うのが占いの本質と関わっているのです。 例えば本当は仲の良い友達とケンカしてしまったり、衝動的に物を買ってしまうことは無いですか? 逆にテストでカンが当たって結果が良かったりなんて言うこともあるかもしれませんね。 こういったことは全て無意識が起こしていることなのです。 意識として仲良くしたいのにケンカをする、使いたくもないお金を使うなど、 そう言う心の動きを昔は魔と呼びました。逆にテストでカンがあたることなどは、 神の助けと言われてきました。 それらの働きは人間の無意識がなせることなのです。 人間は本来持っている力のほんのわずかしか力を使っていません。 人間には本来、未来を予知し未来を変える力が備わっているのです。 ではなぜその力を使えないのでしょうか? その未来を予知したり、未来を変える力は無意識が握っているのです。 無意識の力を使いこなせれば、不可能と思えることも可能になるのです。 神の助けと言われることはそうした無意識を使いこなしたときに起こることなのです。 逆に魔がさしたと言うようなことは無意識に振り回されたときに起こることなのです。 それでは無意識をうまく使いこなすことは出来ないのでしょうか? 例えば、修行をすることなどによって無意識を使いこなす人もいます。 ですが一般の人である、私たちには難しいことですね。 占いと言うのはまさに無意識を使いこなす技術なのです。 そのために占いはあるのです。 西洋占星術では星の運行をコンピューターで読みます。 タロットカード占いではカードを使います。 そうした技術で無意識を使いこなすのが占いの本質なのです。 本格的な占いではこうした技術を使いこなして、無意識を使いこなします。 今流行っている、テレビ占いなどのあてものの占いでは、無意識と言う強力な 力を使いこなすことは出来ません。 占いの本質は無意識を使いこなすことで、本格的な占いでないと、無意識を使いこなす ことは出来ないと言うことで今回は終わりにしたいと思います。
占い師Hisashiの占い講座(本格的な占いでなければ当たらない)
みなさんは占いにはどんなイメージがありますか。神秘の予言でしょうか。 それとも便利なツールでしょうか。 それは実はどちらも占いの本質を表しています。 占いには神的な力が働いているとしか思えない、予言のような力を感じることがあります。 それとは違い、例えば選択に困った時に適切な判断をするアシストとなるツールのように感じることもあります。 ただし、そのどちらとも適切な正しい占いを受けたときのみそうした力となります。 例えば朝のテレビの占いのようにあてものの占いではこうした力を感じることは無いでしょう。 西洋占星術にせよタロットカード占いにせよ本格的な占いでないとそうした力は感じないと思います。 それでは本格的な占いとはどういうことなのでしょう。 西洋占星術で言えば少なくとも10個の惑星を全て使う占いでしょう。 タロットカード占いでは占いの本に書いている内容を超えた占いと言うことになります。 西洋占星術では本来10個あると言われている、惑星をホロスコープと言う星宮図に当てはめていくところからスタートします。 タロットカード占いではただ単に占いの本に書いてあるカードの意味を超えた読み方を出来るかがポイントになります。 こうした占い方では例えば西洋占星術ではパソコンで星の運行の計算をすることが必要です。 またタロットカード占いではどれだけ「読み」が出来るかが大事と言うことです。 そうなると当然経験と霊感を必要とされるものなのです。 昨今ではネットの占いなどをみても、簡単な占いが流行っていますが、 本格的な占いで無ければ占いが当たらないと言うことがお分かりになるでしょう。 次回は本格的な占いとは何かについて話しましょう。