前回は牡羊座解釈の基本を書きました。
今回は牡牛座です。
牡牛座と言うのは牡羊座の次の星座です。
牡牛座を世界を構成する要素としてみた場合は
四元素の地の宮、その不動宮として見なくては
なりません。つまり物質的な基本的な要素としての
牡牛座です。
不動宮は四元素の力が強く出る三区分です。
つまり不動宮の地の牡牛座、火の獅子座、水の蠍座、風の水瓶座
と言う星座は特に四元素の力が強力に出るのです。
その意味では牡牛座は物質的な要素が濃くでる星座と言えるでしょう。
物質の本当の基本となるものは何でしょうか?
お金?お金はあくまで物質の交換基準に過ぎません。
衣食住?衣食住は物質の基本的なところですが本当の基本
とは言えません。
物質と言うものの本当に基本的なもの、つまり人として
生まれた以上、絶対に捨てられなく、またどんな人でも
絶対に持っている物質こそ肉体です。
肉体も物質なのです
牡牛座は取りも直さず肉体をベースにした星座だと言えるのです。
ここで牡羊座からの時間の流れをみて行きます。
魚座からの前世の魂の記憶を受け継いだ牡羊座は誕生とともに
あらゆる可能性を試してみます。
それは赤ちゃんとしての自分の個性を探し出す行為です。
そして牡羊座の最後の方の度数でようやく、自分の求めるもの
つまりは自分は何者か、そして自分はどう進むのかを手に入れる
のです。
次いで牡牛座です。
牡羊座の時代では自分の生き方に集中するあまり、自分の肉体には
無頓着だったのです。
牡牛座でやっと、はっきりと自分の肉体に気付くのです。
肉体には遺伝と言う刻印が刻まれています。
つまり人は遺伝と言う肉体に刻まれた刻印の中で生きているのです。
例えば自分が何か社会で成功する道を選ぼうとします。
その時に実は父親は昔に陸上選手だったとします。
そんな人が成功するために画家になる必要は無いのです。
陸上で無かったとしても、サッカーやラグビーなど走るスポーツ
などに打ち込むと成功しやすいのです。
さて牡牛座です。
牡牛座はこうした肉体の活かし方に関係した星座です。
これはつまり牡牛座に入っている星によって遺伝的な
力が分かるのです。
太陽なら真面目に人生を生きると言う遺伝を、
月なら感情の強さのある遺伝を、
水星なら知性と言う遺伝を、
金星なら肉体的な美しさと言う遺伝を、
火星ならスポーツや仕事の能力などの遺伝を、
木星なら経済的な福徳としての遺伝を、
土星なら忍耐強さ、我慢強さの遺伝を、
天王星なら天才性の遺伝を、
海王星なら霊感と芸術性の遺伝を、
冥王星ならいろいろな可能性を引き出す潜在能力
と言う遺伝を、それぞれに持っているのです。
牡牛座に星がない人は牡牛座の入っている、
ハウスに遺伝の力が隠れているのです。
以上のように牡牛座は肉体の遺伝の力を引き出す
力が強い星座なので、比較的に誰でもが使うべき
星座だと言えます。
ですから牡牛座の室、星を使いこなすことが成功への第一歩だと
言えるでしょう。
次回は双子座について解説します。