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占い師Hisashiの占い講座39(12星座 蟹座の解説)
今回は蟹座についての解説です。
蟹座は四区分ですと水の宮です。
そして三区分ですと活動宮です。
そう考えてみると、我々が蟹座を考えるときに
思うような穏やかで優しいイメージだけでは
無いのが蟹座です。
もちろん水の宮からも情に厚い人柄はうかがえます。
しかし、活動宮なのです。
活発に行動するのが、活動宮です。
そう考えると、単に穏やか優しいだけではなく、
どちらかと言いますと、その情を押し付けてくる
ようなイメージもあります。
いずれにせよ、単に「良い人」では終わらない
でしょう。
さて今度は時間の流れで見てみましょう。
牡羊座で生まれ、牡牛座で肉体の可能性を見出し、
双子座で冒険を開始した人は蟹座に向かいます。
双子座の冒険と言うのはいわば小学校3年生が
ただ訳も分からずに暴れ回りたいと言う
欲望のようなものだと言えるでしょう。
しかし、そうしたことを繰り返せば、学校でいじめに
あうことも多いのではないかと思います。
このいじめの経験は人を大きく成長させます。
小学校3年生のような冒険心に満ち溢れた状態と
言うのはまだ他人への配慮と言うものが欠けています。
あくまで自分が楽しければ良いと言う、かなりわがまま
な態度だと言えます。
いじめにあうと人は考えます。自分に悪いところは
無かっただろうか。自分は知らずに人を傷つけては
来なかっただろうか。
それでいじめにあったのではなかろうかと。
またいじめを受けたら、親に相談もするでしょうし、
学校の先生にも相談をするでしょう。また友人に
相談することもあるかもしれません。
そうして周りに相談すると、驚くほど周りは良く
してくれたりします。
そこで双子座から蟹座に移行した人は周囲とうまく
やるための協調性と周囲への情愛に気付くのです。
これは小学校3年生の意識から小学校6年生の意識
へと変わっていくと言うことです。
蟹座まで来て、初めて人は人らしい優しさや思いやりを
手に入れることになるのです。
ですから蟹座はこの優しさ、思いやり、情愛に目覚めた
ばかりの人のイメージですから、純粋な優しさや
思いやりが特徴だと言えます。
またこうした情愛を他者に押し付けるようなところも
あります。
これが三区分で活動宮であると言うことと重なるところ
でしょう。
ただ1点気を付けたいのは、情愛と言うのは行きつくところ
まで行くと超越性と神秘性をもたらすことがあります。
これは水の宮の特徴でして、この超越性と神秘性が強く
でているのが蠍座で魚座もある程度そうした傾向があります。
蟹座の場合ですと情愛の一般的なイメージの方が強い
ところもありますが、超越性と神秘性に至ることも出来ます。
これは特に家や会社、学校などで、比較的に苦しみ、損を
して来た人に神秘的な霊感、感性、芸術性として、舞い降りて
来るのです。
ですから苦しんだ人にこうした超越的で神秘的な感性が
宿ると言うことは大いにありうるのです。
この感性は蠍座なら神秘的な存在への傾倒がスイッチとなりますし、
魚座なら生まれつきそうした感性のスイッチは入っているでしょう。
蟹座の人は人間関係での苦しみがこうした超越的で神秘的な感性が
宿るスイッチだと言えます。
ですから、一般的には平凡だと言える蟹座ですが、こうした
スイッチが入ることにより超越的な存在になれる可能性を
秘めた星座だと言えるのです。
その意味では蟹座に入っている星に力を与えるのはこの蟹座特有の
人間関係で苦しんだ時に手に入る、神秘的な感性だと言えます。
ですから蟹座に入った星は、その感性が出て来るように、磨く必要
があるでしょう。
蟹座に星が無い人は12室のどの室が蟹座なのかをチェックしましょう。
蟹座の入っている室は苦しみますが、その分、後で神秘的な感性が
宿るでしょう。
次回は獅子座について書きます。
占い師Hisashiの占い講座38(12星座 双子座の解説)
今回は双子座の解説です。
双子座は四区分で言いますと、風の宮に当たります。
また三区分ですと、変動宮です。
そもそも風と言うイメージはいろいろと変動し、
移り行く姿を表しているので、変動宮と風の宮は
似た気質だと言えます。
ですから双子座とはそうした風のイメージ、変動する
イメージにあふれた星座だと言えるでしょう。
その意味では極めて風らしい要素を多分に持っている
と言えます。
風とは基本的に情報を表します。
現代社会では情報の無い行動は考えられません。
創作活動をする下調べでの情報は欠かせませんし、
服を買ったり、食材を買って作るのも情報があれば
スムーズに行きます。
また恋人とデートをするときさえ、情報があればスムーズに
お店に行け、会話も最新の情報があれば盛り上がります。
つまり創作の火の宮、物に関係する地の宮、愛情に関係する
水の宮の要素でも風の宮の働きがあればすべてがスムーズに
行くのです。そんな魔法の風が風の宮の要素なのです。
そして双子座はそんな風の要素にあふれています。
ここで双子座を牡羊座から進んでくる時間の流れで
見てみます。
牡羊座で誕生した人は牡牛座で自分の生まれ持った肉体と
言う遺伝要素に気付き、その肉体を伸ばそうとします。
そしてこの肉体を持って双子座は新たな世界へとチャレンジ
を始めるのです。
つまり双子座にとっては生きることはチャレンジすること。
新しいことや物を見つけることこそが喜びなのです。
そしてこのチャレンジや見つけることにとってこの上の無い
武器なのが情報なのです。
ただ漫然と生きるだけなら、情報は必要ないかもしれません。
しかし、この世をチャレンジの場だとすると、情報の無い、
冒険は危険極まりないのです。
これは例えばアジアに一人旅に行ったときのことを考えて
見ましょう。
初めての国、初めての人、初めての食事。
いずれもが新鮮ですが、ちょっと気を抜けば騙され、脅され、
裏切られ、また食あたりなどの体調不良にも悩まされかねません。
こんなときに最先端の人はWi-Fiを持って、スマホと共に
旅に出ます。そうすれば、日本で旅するがごとく色々な情報に
囲まれ、スムーズに楽しい一人旅が出来るでしょう。
こうしたスマホを最高に使いこなすのが双子座の人です。
しかし、これは何もスマホだけではありません。
パソコンも使いこなしますし、スマホやパソコンの無い時代なら
ばテレビで情報を使いこなしていたでしょう。
もっと古くはラジオ、その前は新聞。何も無ければ口コミと
ありとあらゆる手段を用いて情報を使いこなします。
現代は情報社会でもあるので、双子座の人が情報を握り
現代社会を渡り歩く勝者になる事だって可能なのです。
私見では双子座こそ12星座最強の力を持つ星座なのです。
この双子座はその意味では12星座の要となる星座なので
この双子座をどう使いこなすかで、人生はまるで違う
ものと成りましょう。
私のこのブログ、「占い講座」の星の解説を読んでください。
そしてどの星が双子座に入っているのか調べてみましょう。
その星の力が双子座的な情報力にあふれているのだと
自覚しましょう。
そしてその星を双子座的に使いこなすのです。
そうすれば大抵のことは乗り越えられるでしょう。
もし双子座に星のない方は双子座にある12室の意味を
考えてみましょう。
12室についてはいずれ解説します。
次回は蟹座について書きます。
占い師Hisashiの占い講座37(12星座 牡牛座の解説)
前回は牡羊座解釈の基本を書きました。
今回は牡牛座です。
牡牛座と言うのは牡羊座の次の星座です。
牡牛座を世界を構成する要素としてみた場合は
四元素の地の宮、その不動宮として見なくては
なりません。つまり物質的な基本的な要素としての
牡牛座です。
不動宮は四元素の力が強く出る三区分です。
つまり不動宮の地の牡牛座、火の獅子座、水の蠍座、風の水瓶座
と言う星座は特に四元素の力が強力に出るのです。
その意味では牡牛座は物質的な要素が濃くでる星座と言えるでしょう。
物質の本当の基本となるものは何でしょうか?
お金?お金はあくまで物質の交換基準に過ぎません。
衣食住?衣食住は物質の基本的なところですが本当の基本
とは言えません。
物質と言うものの本当に基本的なもの、つまり人として
生まれた以上、絶対に捨てられなく、またどんな人でも
絶対に持っている物質こそ肉体です。
肉体も物質なのです
牡牛座は取りも直さず肉体をベースにした星座だと言えるのです。
ここで牡羊座からの時間の流れをみて行きます。
魚座からの前世の魂の記憶を受け継いだ牡羊座は誕生とともに
あらゆる可能性を試してみます。
それは赤ちゃんとしての自分の個性を探し出す行為です。
そして牡羊座の最後の方の度数でようやく、自分の求めるもの
つまりは自分は何者か、そして自分はどう進むのかを手に入れる
のです。
次いで牡牛座です。
牡羊座の時代では自分の生き方に集中するあまり、自分の肉体には
無頓着だったのです。
牡牛座でやっと、はっきりと自分の肉体に気付くのです。
肉体には遺伝と言う刻印が刻まれています。
つまり人は遺伝と言う肉体に刻まれた刻印の中で生きているのです。
例えば自分が何か社会で成功する道を選ぼうとします。
その時に実は父親は昔に陸上選手だったとします。
そんな人が成功するために画家になる必要は無いのです。
陸上で無かったとしても、サッカーやラグビーなど走るスポーツ
などに打ち込むと成功しやすいのです。
さて牡牛座です。
牡牛座はこうした肉体の活かし方に関係した星座です。
これはつまり牡牛座に入っている星によって遺伝的な
力が分かるのです。
太陽なら真面目に人生を生きると言う遺伝を、
月なら感情の強さのある遺伝を、
水星なら知性と言う遺伝を、
金星なら肉体的な美しさと言う遺伝を、
火星ならスポーツや仕事の能力などの遺伝を、
木星なら経済的な福徳としての遺伝を、
土星なら忍耐強さ、我慢強さの遺伝を、
天王星なら天才性の遺伝を、
海王星なら霊感と芸術性の遺伝を、
冥王星ならいろいろな可能性を引き出す潜在能力
と言う遺伝を、それぞれに持っているのです。
牡牛座に星がない人は牡牛座の入っている、
ハウスに遺伝の力が隠れているのです。
以上のように牡牛座は肉体の遺伝の力を引き出す
力が強い星座なので、比較的に誰でもが使うべき
星座だと言えます。
ですから牡牛座の室、星を使いこなすことが成功への第一歩だと
言えるでしょう。
次回は双子座について解説します。
占い師Hisashiの占い講座36(12星座 牡羊座の解説)
前回までで、12星座と言う位置エネルギーの中での、世の中を構成する要素としての
四元素と言う観点よりそれぞれの星座を見て来ました。
今回からは、物事の始まりから終わりまでと言う時間の概念の中で12星座を
見て行きたいと思います。
まず初めに物事の始まりとしての星座である、牡羊座から解説していきましょう。
牡羊座の始まりは春分点です。春分点は物事の始まりを表すポイントです。
この春分点からの黄道360度の中の最初の30度が牡羊座と言うことになります。
このときの牡羊と言うことと星座の意味は特に関係ありません。
ですから牡羊座の星座イメージが羊のイメージと似ていると
言うことは無いのです。
牡羊座と言うのは昔に、この牡羊座のポイントに星座の牡羊座のあったことの
名残りだと言えるでしょう。
さて牡羊座です。ここは360度の始まりの30度なので、物事のスタートに
関係している星座だと言えるでしょう。
これは時間の概念から見た牡羊座のイメージです。
一方、四元素の火の宮からみた、活動宮の火の宮としての牡羊座は
世界を構成する要素としての概念から見た牡羊座のイメージです。
これは火の元素のところの牡羊座の解説を読んでください。
今回は物事の始まりとしての牡羊座です。
ホロスコープの12星座は円形になっていまして、物事の終わりである
魚座は次の牡羊座とつながっています。
これは輪廻転生としての前世から今世への生まれ変わりのイメージです。
ですから始まりは終わりの続きであると言うことです。
ここに牡羊座解釈のポイントがあります。
牡羊座は魚座の続きとして、そしてその生まれ変わりとしての
赤ん坊としての誕生と成長を表す星座なのです。
魚座は高齢者としての晩年の人生を豊かにするイメージの星座です。
人間、晩年となると、社会人としての成功を忘れて、純粋に自分の人生を
締めくくろうとします。そしてそこで人生に本当に必要なものは何か?
そんなことを考えて人生を全うします。
これは高齢者のみならず、命に係わる病気にかかっている場合でも同じです。
そして、その時の魂の状態を持って、新たに赤ん坊として生まれるのが、
牡羊座だと言えます。
ですからこれは単に無知な者、何もできない者として生まれたと言うこと
ではなく、前の人生の魂の記憶を持って新たに誕生した存在が牡羊座
だと言えるのです。
この赤ん坊と言うのはもちろん比喩でありまして、具体的には転職の
場合をイメージしてください。
転職をした当初は何も出来ない、学ぶしかない状態だと言えます。
しかし、前の会社の経験はあるのです。それが新しい会社でどう
伸びていくかは、まだ未知数ながら、可能性も感じられます。
つまり牡羊座と言うのは物事のスタート始まりの星座であり、
まだ最初なので、何もできない状態の星座だと言えます。
しかし、牡羊座には、前のホロスコープ体験があり、それは
魚座でまとめられた意識としてのエッセンスである、魂の記憶
があるのです。
ですから何もできないながらも、何か光る可能性があります。
つまりは宝石の原石のような可能性とまた赤ん坊としての
未熟な存在としての状態が、牡羊座解釈の基本となるのです。
こうした基本を踏まえつつ、牡羊座に入った星の個性や
占う当人の個性を考え、適切な解釈を加えていくのが、
牡羊座解釈の方法となります。
そのためにはいつも生まれたての赤ん坊と言うことと
前世からの魂の記憶を持っている、宝石の原石の可能性を
秘めた存在であると言う牡羊座の個性の基本を守るようにしましょう。
次回は牡牛座です。
占い師Hisashiの占い講座35(12星座 四元素のバランス 時間の概念)
前回までで、四元素のことを見てきました。
12星座はすなわちこの四元素が活動的か、固定的か、流動的かそうした3分類
の中でそれぞれがバランスを取っている形なのです。
これはすなわち活動宮と言う、活動的なポジションで牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座と言う
火、水、風、地と言う四元素がバランスされ(活動宮のグランドクロス)、また
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座と言う固定的なポジションで地、火、水、風とバランスされ、
(不動宮のグランドクロス)、同様に流動的なポジションで双子座、乙女座、射手座、魚座と
風、地、火、水とバランスされています。(変動宮のグランドクロス)
そう考えると四元素のバランスの3パターンによって、12星座は構成されていると言って良い
のです。
この火、地、風、水の四元素のバランスはタロットカードの世界のカードに現れる四種類の
動物(火は獅子、地は牡牛、風は天使、水はワシ)で表されるこの世界を構成する要素なのです。
そして12星座はこの自然界の四元素と言うバランスの上で成り立っている概念なのです。
この世界を構成するには四元素が必要なのです。本来ならそれだけで完全な概念なのですが、
これが3パターンあることでバラエティ豊かにこの世界が構成されていくのです。
これは構成と言う見方ですと、四元素のバランスであるグランドクロス、つまりは
四元素が90度であるスクエアのアスペクトで結びついている形が世界を構成している
のだと言えます。
それに対し、12星座はまた時間の概念とも関係しています。
これはすなわち12星座はそれぞれ順繰りに進む円の進行と言う考え方に由来しています。
これは牡羊座から魚座へと星座を順繰りに進むことによって、時間を進むと言う考え方です。
物事のはじまりは牡羊座で終わりは魚座と言うようにすべての物事は進んで行きます。
12星座は四元素のバランスと言ういわば世界を構成する要素と12星座の進行と言う、
時間の概念を12星座と言う位置的なエネルギーに入れ込んで出来上がっています。
つまり12星座を知る事によって、四元素と言う地球的な意味での世界を構成する要素と、
物語の始まりから終わりまでの時間の経過を知る事ができるのです。
前回までは四元素と言う世界を構成する要素から12星座を見て来ましたが、
次回からは星座ごとに時間の経過との関係を見ながら、一つずつ12星座の解説
をして行きたいと思います。