占い師Hisashiの占い講座9(月 月読尊)

前回は太陽のルールについて書きました。 今回は月の神について書きます。 月の神はギリシャ・ローマ神話ではアルテミスとかディアナとか呼ばれますが、 ここは日本なのでギリシャ・ローマ神話は割愛させていただきます。 日本の神話では月の神は月読尊(ツキヨミノミコト)と言います。 太陽神の天照大神と英雄神のスサノオノミコトとともに三貴子と呼ばれ、 尊ばれている神です。 明るく激しい性格の天照大神と乱暴であるが勇猛なスサノオの間で、 冷静に物事を収める神です。 月の神は外国では女性神であることが多いのですが、日本の月読尊は 男性神です。 この神は普段は冷静に神々の調和をとる神なのですが、恋人の神の元に 夜な夜な通い続ける情熱の神でもあります。 このことは月のイメージとして日本人は外国人のように感情的で激しいイメージでは無く、 比較的冷静で落ち着いた感情のイメージを持っていることが分かります。 ですから日本人の場合、月の読み方はプラスイメージで読み解くことが出来るでしょう。 日本人はどんなに苦しく辛い状況になっても我慢強く落ち着いて冷静に行動すること が賞賛されることがあります。 それは日本人の性格に関係があり、日本人の冷静で控えめで堅実な性格はこの月読尊と 無縁ではないでしょう。 今回は月の神について書きました。 次回は月のルールについて書きます。

占い師Hisashiの占い講座8(太陽のルール)

前回は太陽の神が天照大神だと言うことを書きました。 今回はその太陽にはどういうルールがあるかを書きます。 太陽はよく何座のあなたと言うことで出てきます。 何座のあなたでよく出て来る特徴は性格やこういう人物と言うイメージです。 この何座のあなた的なイメージはむしろ月のイメージと言えます。 太陽は自分で人生をクリエイトする方向性を表しています。 例えば獅子座の太陽なら派手で目立ちたがりの性格と言われますが、 これはむしろ月が獅子座の人に当てはまる性格だと思われます。 太陽が獅子座の人は派手で無くても、自分で自分の人生を劇的に作りたい 願望を持つということです。 たとえ地味でも自分の人生の方向性を他の誰でもない自分が作りあげること に生きがいを感じるのが太陽が獅子座の人のイメージです。 人生設計を自己流に作り上げるイメージと言えます。 見た目はむしろ地味に映るかもしれません。 このように太陽のルールと言うのは自分で自分を表現する方向性を表すのです。 そうするとこの太陽と言うのは自分を作り上げる方向であるので、 生まれつきの性格ではありません。 ですから太陽のイメージと言うのは自分で自分を作っていくには必要な星 と言えますが、自分で自分を作らない主婦などからすると必要のない星です。 その場合は夫などに太陽の力を投射していくことに成ります。 人生を豊かにまた、人生をクリエイトするにはぜひとも必要な星なので常に意識すると 色々なことが可能になるでしょう。 太陽の星座と言うのはいわゆる何座のあなたと言うことなので皆、知っているでしょう。 今回は太陽のルールを書きました。 次回は月の神を書きます。        

占い師Hisashiの占い講座7(太陽 天照大神)

今回は太陽を司る神を説明します。 太陽の神はギリシア神話ではアポロンと言われています。 このアポロンは予言や芸術などをつかさどる青年の神です。 私のアポロンの館はこのアポロンから名前を取っています。 またこのアポロンはローマ神話ではアポロと言われています。 通常西洋占星術では星の神はギリシア神話やローマ神話から受け取ることが多いのですが、 私はこのサイトを見ている方が日本人であると思うので、星の神を日本神話から受け取りたいと思います。 日本の神話では太陽を司る神は天照大神(アマテラスオオミカミ)になります。 天照大神は日本の神話の中心であり、日本の神々の中心の存在です。 女神であると言われています。 通常太陽は男性を表すと言われていますが、日本の神話では女性が太陽の象徴なのです。 そう考えると占星術の太陽も女性を表していると言っても良いと思います。 ただし、天照大神が恋愛を中心とする神ではないことには注目した方が良いです。 天照大神は女神と言っても男神以上にリーダーシップがあり、恋愛よりも仕事中心の神に思えます。 そう考えると太陽は男女間の恋愛などを司る星では無く、仕事やリーダーシップ、または夢、 理想、希望などを表す星であると言うことが言えると思います。 日本人の無意識の深いところにはこうした天照大神のイメージが深く刻まれていて、 無意識のルールと成っているのです。 占星術の太陽はこうした天照大神の神話的イメージと融合しています。 太陽のルールも天照大神のイメージから探ると明確な答えが出て来るでしょう。 今回は太陽を表す天照大神のことを書きました。 次回はそれに続く太陽のルールのことを書きます。    

占い師Hisashiの占い講座6(星のルールの内容)

前回は星は10あると言うことを書きました。 今回は星のルールとはどういうことかを書きます。 星のルールとは結局、星の意向により、精神の世界が動かされていると言うことなのです。 精神の世界には有意識である自分自の意識と無意識と呼ばれる広大な世界があります。 無意識はある一定のルールで動いています。 そのルールを司っているのが星です。 無意識の世界では星は神話的な「神」として動いています。 星のルールとは神話的な「神」の力なのです。 10個ある天体は10の神として動いています。 私たちは個人としての意識の中でこうした神話的な星の力を使うことによって、 覚醒した個人として生き抜くことが出来ます。 この星の力を使うと言うことが前に書いた、船を大きくすることやエンジンを強化することなのです。 こうした星のルールに従い星の力を得るにはどうすればいいのでしょうか? これは星のことをよく「知る」ことです。 「知る」とは頭で知ることが中心となります。 例えば、占い師の助言によって、色々と行動パターン、思考パターンを変えることは「知る」ことです。 ただ本当は「知る」と言うことは魂で「知ら」無ければなりません。 この魂が「知る」と言うことは夢で色々なイメージを手に入れることで判断できます。 例えば夢で「龍」に乗ることもありますし、「高級な車」に乗ることもあります。 こうした神秘的な力を手に入れることで星の力を使いこなしていると分かります。 西洋占星術の目的とはこうした星のルールを「知る」ことです。 始めは占い師のアドバイスを聞くことで、自然に行動するだけでは分からない、 個人の星のルールを知ることが出来ます。 次第に理解が進めば星の力を使いこなすことが出来るでしょう。 そのために西洋占星術はあるのです。 そうした星のルールこそが星を擬人化した「神」なのです。 10の星にはそれぞれに相応しい神がいます。 次回からは太陽から星のルールとその擬人化した神を書いて行きます。

占い師Hisashiの占い講座5(星のルール)

今回は無意識のルールである、星のルールについて書いて行きます。 私たちの住む地球の周りには太陽系と言う、太陽を中心とした惑星群があります。 太陽は恒星で月は地球の衛星であり、冥王星が惑星かどうかは異論がありますが、 占星術では太陽も月も冥王星も便宜上、惑星として数えます。 また占星術では我々の地球から見た惑星群の動きを使いますので、 地球は惑星として数えません。 そうすると便宜上太陽系の惑星群を表す星は10あることに成ります。 太陽を始めとして、近い順にあげていきましょう。 太陽、水星、金星、月、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。 この10の惑星のルールが星のルールと言うことに成ります。 このうち太陽と月だけは恒星と衛星と言うことで特殊な惑星となります。 その他の惑星は太陽に近い順に個人の才能に関わり、遠い順に人生に強い影響を与えます。 この星のルールと言うものがなぜ人間世界に影響があるかはまだあまり分かっていません。 私たちは経験上こうした星のルールが地球で起きる、あらゆることがらに影響を与えていること を知るようになったのです。 それが西洋占星術と言う占いです。 私たち占い師はこの10の星のルールを使い個人や社会に起きることを予知し、 アドバイスを与えていくのです。 太陽は10の惑星の中心となる星でこの星を使いこなせるかで人生は大きく変わります。 また月は生まれたときの性格に関わり、この星も人生に大きな影響を与えます。 その他の惑星もそれぞれ深い意味があり、人によっては特定の星をよく使いこなし、 太陽や月よりも人生に影響を与えている場合もあります。 今回は星のルールについて話しました。次回からは太陽から順にその星のルールを書いて行きます。

占い師Hisashiの占い講座4(無意識のルール、無意識の流れ)

今回は占い師が何を見ているかを書きます。 占い師は無意識の世界を渡り歩く術を持っています。 それは無意識の世界を歩くルールを知っていると言うことです。 または無意識の世界の流れを読むことが出来るのです。 無意識の世界のルールは西洋占星術で読むことが出来ます。 無意識の世界の流れはタロットカード占いで読むことが出来ます。 無意識の世界のルールとはどういうことでしょう。 ルールとはどの世界にもあることです。 たとえばスポーツにはルールがあり、それに違反すれば反則を取られてしまいます。 また車の運転では交通ルールがあり、違反すれば反則金や点数を取られます。 また人間社会にもルールがあり、盗みなど犯罪をすれば罰金や懲役などの刑を科されます。 他にも友達同士であっても、周りの友達に迷惑をかければ、皆離れて行くでしょう。 つまりどの分野のどの世界でもルールはあるものなのです。 もちろん無意識の世界にもルールがあります。 無意識のルールは普段は意識することはありません。 ですが何か問題が起きるときはその無意識の世界のルールに外れたときなのです。 この無意識の世界のルールとは何なのでしょうか? 私見では惑星と呼ばれる星のルールなのです。 星のルールに従い精一杯頑張ることこそが成功の秘訣なのです。 西洋占星術で使う星は大まかに言って10ほどあります。 その10の星のルールを掴むことこそが占い師が西洋占星術で行っていることなのです。 また無意識の世界の流れを読むとはどういうことでしょう。 たとえばスポーツでは試合の中で一番重要な場面で自分の側に流れが来るように動くときがあります。 試合の中ではその流れを掴ことが重要で、実力が均衡した相手なら、流れを掴んだ方が勝利します。 車の運転では道路交通の流れに従った運転をすればスムーズな上に事故も少ないのです。 社会ではどうでしょうか?仕事でも人間関係でも流れを掴めば物事はうまく行くものです。 無意識の世界の流れを読むにはタロットカード占いが最適です。 このカードにはこれから起こることを予知して占う者に伝える力があります。 占い師は何枚かのカードを並べていき、そのカードの流れを読み、そのカードの意味を読み解く ことによって無意識の世界の流れを読み解くことが出来ます。 タロットカード占いでは占い師はカードを読み解く技術を使い、無意識の世界を読み取っているのです。 今回は占い師は西洋占星術では無意識のルール、星のルールを読み取っていることと タロットカード占いでは無意識の流れをカードを読み解くことで掴んでいることを書きました。 次回は西洋占星術に絞って星のルールについて書いて行くことにします。  

占い師Hisashiの占い講座3(占いのたとえ話)

前回まではなぜ占いは当たるのかと言う話をして来ました。 今回は占いは無意識に対して何をしているのかと言うことを話します。 無意識と言うとかなり漠然としたイメージです。 無意識と言うのはたとえば大きな海のようなものです。 そこに小舟で乗り出すのが私たちです。 海の先には夢の新天地が待っているのかもしれませんし、宝の島が待っているのかも知れません。 しかし、小舟で海へ乗り出すのはあまりにも危険です。 嵐にあったり、サメに襲われるかもしれません。 この嵐は例えば失恋かもしれませんし、肉親の病気などや、あるいは失業などもあるかもしれません。 サメは嫌な恋敵、あるいは嫌味な上司や怒鳴りつける先輩かもしれません。 そうした人生の航海に必要なのが占いです。 このたとえで言うと西洋占星術は小舟を強化して、大船や立派なエンジンを付けた船にしてくれます。 またタロットカード占いはレーダーや天気予報などで危険な場所や天候を予知できますし、 レーダーでサメをかわすことが出来ます。 船を強化し、レーダーで危険を予知すれば、海に飛び出しても危険ではありません。 新天地や宝の島も見つけられるでしょう。 ですから皆さんはぜひこうした占いを学び大冒険を果たしてください。 占い師とは船をパワーアップさせる船大工であるかもしれませんし、レーダーを取り付ける技士 かもしれません。 今回は占いをたとえ話で話しました。次回は占い師が占いで何を見ているかを話しましょう。  

占い師Hisashiの占い講座2(占いの本質は無意識を使いこなすこと)

本格的な占いはどうして当たるのでしょうか。 これにはまず占いと言うものの本質を知らなければなりません。 人間の精神には意識と言う状態と無意識と言う状態があります。 私たちが普段生活しているときの精神は意識が働いているのです。 それに対して寝ているときなどは無意識の状態にあります。 この無意識と言うのが占いの本質と関わっているのです。 例えば本当は仲の良い友達とケンカしてしまったり、衝動的に物を買ってしまうことは無いですか? 逆にテストでカンが当たって結果が良かったりなんて言うこともあるかもしれませんね。 こういったことは全て無意識が起こしていることなのです。 意識として仲良くしたいのにケンカをする、使いたくもないお金を使うなど、 そう言う心の動きを昔は魔と呼びました。逆にテストでカンがあたることなどは、 神の助けと言われてきました。 それらの働きは人間の無意識がなせることなのです。 人間は本来持っている力のほんのわずかしか力を使っていません。 人間には本来、未来を予知し未来を変える力が備わっているのです。 ではなぜその力を使えないのでしょうか? その未来を予知したり、未来を変える力は無意識が握っているのです。 無意識の力を使いこなせれば、不可能と思えることも可能になるのです。 神の助けと言われることはそうした無意識を使いこなしたときに起こることなのです。 逆に魔がさしたと言うようなことは無意識に振り回されたときに起こることなのです。 それでは無意識をうまく使いこなすことは出来ないのでしょうか? 例えば、修行をすることなどによって無意識を使いこなす人もいます。 ですが一般の人である、私たちには難しいことですね。 占いと言うのはまさに無意識を使いこなす技術なのです。 そのために占いはあるのです。 西洋占星術では星の運行をコンピューターで読みます。 タロットカード占いではカードを使います。 そうした技術で無意識を使いこなすのが占いの本質なのです。 本格的な占いではこうした技術を使いこなして、無意識を使いこなします。 今流行っている、テレビ占いなどのあてものの占いでは、無意識と言う強力な 力を使いこなすことは出来ません。 占いの本質は無意識を使いこなすことで、本格的な占いでないと、無意識を使いこなす ことは出来ないと言うことで今回は終わりにしたいと思います。

占い師Hisashiの占い講座(本格的な占いでなければ当たらない)

みなさんは占いにはどんなイメージがありますか。神秘の予言でしょうか。 それとも便利なツールでしょうか。 それは実はどちらも占いの本質を表しています。 占いには神的な力が働いているとしか思えない、予言のような力を感じることがあります。 それとは違い、例えば選択に困った時に適切な判断をするアシストとなるツールのように感じることもあります。 ただし、そのどちらとも適切な正しい占いを受けたときのみそうした力となります。 例えば朝のテレビの占いのようにあてものの占いではこうした力を感じることは無いでしょう。 西洋占星術にせよタロットカード占いにせよ本格的な占いでないとそうした力は感じないと思います。 それでは本格的な占いとはどういうことなのでしょう。 西洋占星術で言えば少なくとも10個の惑星を全て使う占いでしょう。 タロットカード占いでは占いの本に書いている内容を超えた占いと言うことになります。 西洋占星術では本来10個あると言われている、惑星をホロスコープと言う星宮図に当てはめていくところからスタートします。 タロットカード占いではただ単に占いの本に書いてあるカードの意味を超えた読み方を出来るかがポイントになります。 こうした占い方では例えば西洋占星術ではパソコンで星の運行の計算をすることが必要です。 またタロットカード占いではどれだけ「読み」が出来るかが大事と言うことです。 そうなると当然経験と霊感を必要とされるものなのです。 昨今ではネットの占いなどをみても、簡単な占いが流行っていますが、 本格的な占いで無ければ占いが当たらないと言うことがお分かりになるでしょう。 次回は本格的な占いとは何かについて話しましょう。