占い師Hisashiの占い講座32(四元素 地の元素)

前回は自然界の4元素のうち、火の元素についての話でした。
火の元素は心の火を表し、精神に関わる元素でした。
今回はその続きです。地の元素について書きましょう。

地の元素は最も元素らしい元素です。それはつまり世の中を覆いつくして
いる物質そのものを表すのですから。
この物質は実は肉体のようなものまで表しますし、物質の
変容としての動物までも表します。
これは普通の人の場合は肉体の才能と言うものに置き換えられます。

またこの地の宮の表す物質はかなり幅の広い概念でして、
金銭をはじめとする貨幣経済そのものも表します。
ですからここには株券や手形・小切手などの有価証券や
金融などの経済活動そのものも含まれます。

またもっと一般的には衣食住で表される、ファッションや
食事、グルメ、不動産にいたるまでの身の回りの物
は全てこの地の宮で表されます。

また経済活動の一環である会社などの企業の活動も
この地の宮が表すものです。
その中での会社での地位である役職などもこの地
の宮で表されます。

つまりこうした、物質、肉体、衣食住、経済活動、
貨幣経済、企業活動そういったもろもろのもの
全てを表すのが地の宮です。

もしあなたのホロスコープで地の宮が強調されている
のならば、こうした地の宮の表す要素において、
他の人に対して優越しているのだと言うことが
言えるでしょう。

火、地、風、水の自然界の四元素と言うのは
人や社会を四つの元素のみで表すと言うもの
ですから、中には一つの元素が色々な事柄を
表してしまうこうとが往々にしてあります。
この地の宮などはその最たるものです。

社会や人々のほぼ全ての要素を表してしまって
いる感もなきにしもあらずですが、火、風、水
の元素も色々な要素を含んでいるので、仕方のない
このなのかもしれません。

ここで12星座の地の宮をそれぞれ見て行きましょう。

牡牛座はこの地の宮のうちでも比較的に単純な
地の宮の要素に強いです。
つまり衣食住や肉体などです。
ですからグルメや、家、服や肉体的な能力などに秀でて
います。
肉体と言う意味ですと、見た目の美しさとも関わる
ので牡牛座には美男美女が多いでしょう。

乙女座は地の宮のうち、人間生活的な要素が加わり
ます。例えばお金の計算や経理業務に秀でている
のもこの乙女座です。
また真面目で品行方正でしまり屋なのも特徴です。
乙女座は物質的な美点を人格的な美点に変容させた
星座だと言えるでしょう。

山羊座は地の宮のうち社会に関係する要素に優れて
います。いわゆる出世するタイプです。
また経済活動のトップにたって頑張る星座でも
あるので経営者や官僚などに向いています。
またどの分野でもトップになれる能力があります。

今回は地の宮でした。
次回は風の宮について書きます。

 

占い師Hisashiの占い講座31(四元素 火の元素)

前回は12星座は3区分4区分の組み合わせで出来ていると言う話でした。
そしてそのうちの4区分はかなり重要で、ここに12星座を読み解くカギ
があると言うことでした。

さてこの4区分は火の宮、地の宮、風の宮、水の宮でなりたっています。
これは自然界の四元素と言う考え方から来ています。
自然界の四元素とは、この世の中を構成する要素は全てこの自然界の
四元素より成り立っていると言う思想です。
この考え方は西洋占星術の基礎となる考え方です。

この四元素の考え方を精神や物事全てにまで置き換えるのが、12星座の
元となる考え方です。

順に見て行きましょう。まず火の元素です。この火の元素は単なる火に
限らずに心の火と言ってもいいのです。
よく「希望の火を灯す」と言う言い方があります。つまり希望とは
火が表すことなのです。
また「創造の炎を燃やす」と言うような言い方をすることもあります。
創造性に関わることも火が表すことなのです。
火と言う元素は希望や、創造性などを表す、つまりは心の燃焼を表す
元素なのです。これはつまり精神性に関わる元素です。
つまり火の宮とは精神に関わる宮だと言えます。

牡羊座は火の宮であり活動宮ですので、この精神性を行動力や創作に
活かす星座なのです。ですからかなり活発であり、12星座のスタート
としてふさわしい星座だと言えます。
獅子座は火の宮であり不動宮なので、この精神性を心のうちに常に
燃やし続けるのです。これは常に物事を諦めずにいる精神であり、この
心のうちで燃やし続ける炎が自分のオーラを強くするので、
見た目の派手さや周囲の気を引くような個性を生み出します。
最後に射手座は火の宮であり変動宮であるので、これは火の持つ
創造性のままにコロコロと方向性を変える個性があります。
つまりあらゆる分野にこの創造性は飛んでいくので、スポーツから
芸術、学問、仕事、資格、趣味、社交に至るまで幅広い創造性と
やる気に満ちた星座だと言えるのです。

これらの火の宮のグループはお互いに似ているところがあるので
相性が良いとされています。
ただ同じような個性が必ずしも良いわけではないので、良い相性
と言うよりは似た者同士と言う言葉の方が正確な言い方でしょう。
似た者同士で気が合う場合もあれば、かえって反発しあう場合も
あるわけですから。

今回は火の宮について書きました、次回は地の宮について
書きます。

 

占い師Hisashiの占い講座30(12星座の正体)

前回までは12星座で星を占うとして、星は10あるので10のルール
があり、太陽だけで占うのならほとんど当たらない占いになり、
また12星座はそれぞれ1度から30度までの度数があり、そこを
理解しないと12星座を遣いこなせないと言うことでした。

さて今回より12星座そのものの話に入っていきますが、この
12星座の正体は何なのでしょうか。

それは12星座とは位置エネルギーであると言うことです。
これにはそもそもホロスコープを考える必要があります。
ホロスコープは地球からみた、星つまりは太陽系の星を
太陽の通り道である黄道と言う道に置いた図です。
つまりは太陽はこの黄道を1年かけて1周するのです。
その他の星もその流れの中で今、現時点での位置を
置いて行き、ホロスコープは完成されるのです。
そしてこの星が現在ある位置の位置エネルギーこそ
が12星座の正体なのです。

まず前提として、ホロスコープは円で出来ています。
ですからこのホロスコープには360度の度数が配置されています。
この360度を30度ずつに分けたものが12星座だと言えるのです。
つまり12星座×30度で360度を構成するわけです。
このホロスコープの360度の起点となるのが春分点です。
この春分点を牡羊座の1度とするところからホロスコープ
の360度は始まります。
そして12星座とは現在の星座ではなく、古代の黄道の位置に
あった星座を便宜的に言っているのです。
つまりは牡羊座の個性や牡牛座の個性と現実の羊や牛の個性
が合致しているわけでは無いのです。

これは本格的な占星術では12星座ではなく12サインと呼ぶ
ことからも明らかで、あくまでサインシンボルと言うこと
なのです。

さてこの12星座はかなり幾何学的です。なぜなら360度を
12分割したのが12星座だからです。
ここで12星座を知るために4区分、3区分と言う考え方を
紹介しましょう。12星座の位置エネルギーを知るために重要な考え方です。
4区分と言うのは12星座を火の宮、地の宮、風の宮、水の宮に
分類する方法です。
これは自然界の四元素と言う考え方が元になっています。
つまりこの世を作る要素は火、地、風、水の4つの元素に分けられる
と言う考え方です。
この四元素に12星座はあてはめられていっているのです。
この四元素は火→地→風→水→火と順繰りに12星座にあて
はめられます。

一方で三区分は12星座を活動宮、不動宮、変動宮に
分類したものです。これは12星座の個性を活発な
活動宮、頑固な不動宮、変化を好む変動宮と分け
分類したものです。
この三区分は活動宮→不動宮→変動宮→活動宮と
こちらも順繰りに当てはめられていきます。

つまりは12星座とはとりもなさず、この4区分と
3区分の組み合わせで出来ているのです。そして
それこそが12星座の位置エネルギーだと言うわけです。

牡羊座から順番にみて行きましょう。
牡羊座は火の宮の活動宮、牡牛座は地の宮の不動宮、双子座は風の宮の変動宮、
蟹座は水の宮の活動宮、獅子座は火の宮の不動宮、乙女座は地の宮の変動宮、
天秤座は風の宮の活動宮、蠍座は水の宮の不動宮、射手座は火の宮の変動宮、
山羊座は地の宮の活動宮、水瓶座は風の宮の不動宮、魚座は水の宮の変動宮
とすべての星座はそれぞれ個性が違うことがお分かり出来たでしょう。

活動宮、不動宮、変動宮はそれぞれの星座の個性なのですが、より重要なのは
4区分である火の宮、地の宮、風の宮、水の宮です。
ここには先ほども書いた通り自然界の四元素の理解が必要です。

話が長くなりました。次回は自然界の四元素について書いていきましょう。

 

占い師Hisashiの占い講座29(12星座 アスペクト 度数の解説)

前回は、12星座をしっかりとつかむには10ある星の全てのバランスを
見る必要があると言う話でした。
星は10あります。その全てに星座と室は関係するのです。
それでは10ある星の全ての星座を掴めばそれで良いのでしょうか?
それは違います。
星は星同士の関係を掴むアスペクトと言う、星同士の角度を
調べなくてはなりませんし、もっと大事なことでは、
星座はその度数でかなり意味が違うと言うことがあります。
例えば牡羊座とひとくくりに普通言いますが、牡羊座の最初の
頃と最後の頃は大分違った意味になるのです。

この星座の度数と言うのはかなり大きな問題で、先ほどの例
ですと牡羊座の初期の頃、つまりは牡羊座の1度から5度の間では、
個人としてかなり未熟な状態でして、つまりは無意識に突き
動かされるようなイメージが強いです。
一方の牡羊座の最後の頃である牡羊座26度から30度になりますと
これはもう、自分の使命のようなものを感じて、その使命の
ままに生きて行くと言う、決意のようなものを感じる度数と
なります。

この度数との関係でアスペクトと言う角度が決まるのです。
例えば吉角と言われる、トラインと呼ばれる120度の角度が
あるのですが、例えば牡羊座と獅子座と射手座は通常、この
トラインの角度で結ばれることがあるので、お互いに相性
が良いとされています。
ところが牡羊座1度と獅子座の30度な場合ですとこれはもう
120度どころか149度も離れています。
そうなるとアスペクトとしては120度のアスペクトでは
なく、150度のアスペクトの方がふさわしいと言うことに
なります。
120度の温和で使いやすい、アスペクトでなく、150度の
かなり調整が難しい、アスペクトになるのです。
例えば太陽が牡羊座の1度の男性がいるとします。
この人の月が獅子座の1度だった場合と月が獅子座の30度の
場合ですとかなり人格にズレがあります。

太陽が牡羊座の1度だとしますと、自分で自分の生き方が
よく分からずに、何でも試したりすることが多いので、
これは転職を繰り返すような人になりがちです。
月が獅子座の1度ですと、それに対して、母親や妻が、
そうした生き方に賛同してくれて、いつも励ましてくれる
と言う、比較的に幸せな人と言えるでしょう。
しかし月が獅子座30度ですと、同じ獅子座でも、もうちょっと
生活のことも考えてよと母親や妻に言われる事が多くなり、
成功はしやすくなるのですが、ストレスの多い人生となります。

このように星座は単に星座だけを追うのではなく、その度数
までも考慮に入れて読み解く必要があります。
それを10の星それぞれの神様やルールの中で読んでいくので、
西洋占星術とは非常に難解なものであると言えます。

しかし、星座にはやはり星座の個性と言うものがあります
ので、10の星のルールを星座に落とし込めば、それ相応の
読み方が出来るのも事実です。

ですからこの12星座と言うことに的を絞って次回から書いて
行くことにしましょう。

占い師Hisashiの占い講座28(12星座のあてはめ方)

今回から12星座について書いていきます。
この12星座とは通常、何座と言われている星座のことです。
占星術ではサインと言うことが多いです。
しかし、私のブログでは12星座と書きます。
その方が皆さんのイメージがつきやすいからです。

さてこの12星座、本格的な占星術の12星座といわゆる一般的な
12星座占いにはどんな違いがあるのでしょうか。

一般的な12星座占いは星座のみで占う占い方です。
そしてそこには太陽で見るところの12星座と言う見方が隠れて
いるのです。
ですから一般的な何座のあなたと言うのは、太陽星座が何座なのか
と言うイメージです。

太陽は元々人生をクリエイトする星なので、この太陽星座が何座と言うのも
あながち間違ったことではありません。
しかし、そこには裏があります。
実は太陽はその人のあくまで10ある星の1つ、つまりは10分の1にすぎません。
ですから太陽が射手座の人でも、他の星たちが乙女座にかたまっている人が
いたら、その人は射手座の個性よりは乙女座の個性の方が強い影響が
あると言うことなのです。

また特に女性にとっては太陽星座よりは、月星座や金星星座の方が、影響力
があります。
星のルールを思い出してください。
太陽は人生をクリエイトする力なのに対して、月は感情の力と影響力を司る星ですし、
また金星は美や恋愛に関わる星です。

ですから女性が太陽星座でラッキーアイテムやラッキーカラーやパワースポット、パワーストーン
のことを占うのはどだい無理があります。
ラッキーアイテム、ラッキーカラー、パワースポット、パワーストーンのことなら、女性なら
恋愛運や愛情運に関しては金星を使う方がずっと良いです。(美や恋愛は金星が関わると書きましたね)
家庭のことや、普通に運気を上げたいなら月を使うべきでしょう。(感情的なことや家庭のこと、女性のことは月です)

また男性なら戦って勝つ仕事運なら火星を使うべきですし、社会的な成功運を考えるなら木星でしょう。
このあたり、私の今までのブログの星のルールを思い出してください。
その星、その星についてルールがあったはずです。そして星の神様も。

火星ではタケミカズチノオ様と言う戦いの神様が火星を司っていたはずですし、
木星では大国主(オオクニヌシ)様と言う福徳の神様が木星を司っていたはずです。

ですがら仕事運などに関しては太陽星座よりも、火星星座、木星星座の方が重要になってくるのです。

そう見たときに12星座を考えると、12星座を太陽のみに限定しているのが、いわゆる星座占いで、
何座のあなたと言う占いなのです。
本格的な占星術では、10ある星の全てに12星座をあてはめます。
ですからこの12星座と言うのは占星術では、10ある星それぞれの個性を表すのに有効な手段なのだと言うことなのです。

つまりは12星座占いの射手座のあなたと言う占いは本来なら10の星が司り、ルールを作っている、さまざまなこと
について、たった一つの太陽の星座のみに簡略化した占いなのです。
そして本格的な占いでは、射手座の太陽で乙女座の月で、山羊座の水星で、蠍座の金星で、獅子座の火星で
魚座の木星で、水瓶座の土星で、乙女座の天王星で、蠍座の海王星で、乙女座の冥王星であると言うこともありうる
のです。
この方が女性だとすると、射手座のあなたと言う占いでは、かなり男性的な強気な女性のように解釈されるでしょう。
しかし、月が女性的で落ち着いた乙女座で、金星が女性の魅力溢れる蠍座ですし、乙女座、蠍座に星がたまっている
ことも考えると、本格的な星を10使う占星術では非常に女性的な落ちついた魅力溢れる女性であると解釈出来ます。

つまりは本格的な占星術では12星座はこうした、10ある星のそれぞれすべてに当てはめていくべきなのであって、
太陽星座のみの星座占いとは違った解釈が必要なのです。

話が長くなりました。続きは次回に。

 

 

 

 

占い師Hisashiの占い講座27(星のルールの解釈)

前回までの回で占星術上で使う、10ある星のルールを書きました。

さてこの星のルールとはいろいろな場合に起きやすい起こりやすいことです。
例えば、何か趣味を始めようとするときには、金星と太陽のルールが出てきます。
これは美や美意識、感受性を表すルールである金星と、何かを始めるとき、
自分で動きだすときのルールである、太陽が働き始めると言うことです。
このときに生まれたときの金星の状態と太陽の状態によって、この趣味を始める
ことがどのように動き始めるかが分かるのです。
さてこのときの星のルールを解釈する際にはその星がどの12星座で、どの12室で
あるのかをよく理解する必要があります。
つまりその星のルールはどのような個性を持ち、どのような場所で働くルールなのか
と言うことです。

人は普通、星のルールに従ってのみ生きています。ですがこの星のルール、自分で
自分の星のルールを知り、理解すればルールを利用し、活用し、改造することも
可能なのです。
星のルールを知るには12星座で星の個性をしり、12室で星の働く場所を知ること
がまずは必要なのです。
その上で星のルールを利用し、活用し、改善するためには、さらにアスペクト
と言う星と星の関わる力のある角度を利用することが必要なのです。

ですので星のルールを知るために、まずは12星座、そして12室、更にはアスペクト
と言うものを見ていく必要があります。

次回からは12星座について書いていきましょう。

 

占い師Hisashiの占い講座26(冥王星のルール)

今回は占星術で使う星の最後となる、冥王星のルールについて解説します。
このときに頭に置いていただきたいのが、スサノオノミコト様です。
スサノオノミコト様は暴れん坊にして、ヒーロー、偉大な神にして、破壊の神です。
まことに多面的で色々な魅力に溢れた神様だと言えます。

冥王星はそうした多面性のある星だといえるのです。
冥王星を一言で表すことは出来ません。
一般的には破壊の星、困難、失敗、挫折の星と言われることの多い星です。
しかし、冥王星には逆に物事を復活させたり、再生させたりすると言う、
豊穣の星の部分もあるのです。
それはスサノオノミコト様が多面的で一筋縄では行かないことと重なります。

冥王星の特徴と言えるのは、さまざまな星とアスペクトと言う、星同士の
角度を取ることで、関わる星の能力や特徴を吸収してパワーアップを続ける星である
と言うことです。
ただし、そうしたアスペクトを取るときには衝撃として、破壊的なことも起きる
こともあります。

例えば、仕事をクビになるときに、冥王星の力が働いていることは可能性としては
あります。
離婚するときには冥王星の力が働いていることも可能性としては大きいでしょう。
しかし、こうした破壊はもっと大きな幸運をつけるための試金石であることがほとんどです。
仕事をクビになったときに、実は本当は昔はもっと別な仕事をしたかったことを
思い出すこともあるでしょう。
離婚したときに本当にその相手を好きではなかったことが分かることもあります。

こうしたときには、冥王星はクビのときには土星、木星、太陽、火星などの仕事
を表す星の本来的な力を吸収し、のちにはその力で土星、木星、太陽、火星などの
星の助けになってくれます。
そうすると、具体的には、自分のいままでやりたかったことに近い仕事を始めたり、
そうした会社に就職出来たりするのです。
また離婚のときには金星、月、太陽、水星などの結婚生活を表す星の本来的な
力を吸収し、のちにはその力で、金星、月、太陽、水星などの星の助けになって
くれます。
そうすると具体的には、離婚後に婚活を始めて、今度こそ本当に好きになれる人
に巡りあうこともあるでしょうし、離婚後に偶然に同窓会で昔、好きだった人に
会って、仲良くなることもあるでしょう。
つまり冥王星は破壊的なショックを受けているときには、他の星の本来的な力を
吸収し、その後にその星に新たな力を与えることが出来ると言う稀有な星なのです。

これはスサノオノミコト様が暴れたり、オロチと戦ったりと色々なことをしている
うちにヒーローとなり、クシナダヒメと結婚し、草薙剣と言う宝も手に入れ、
さらにはオオクニヌシノミコトと言う偉大な神を導くような存在にまで成れた
こととつながっています。

こうした力は本当に強力なものです。もしかすると本当の成功や幸せは冥王星が
関わらないと手に入らないのかもしれません。
スポーツでヒーローとなる。芸能人として活躍する。官僚となって世の中を動かす。
会社経営者として、ビジネスで成功する。芸術家になって、素晴らしい作品を残す。
デザイナーとして成功する。理想の相手と結婚して、玉の輿に乗る。
こうしたことをしたいと思うなら、冥王星の力を使うことでしか、達成出来ません。

破壊とは挫折と言い換えても良いかもしれません。
挫折を乗り越えて花開く成功の裏にはこうして冥王星の力が必ず働いているのです。

あなたの冥王星は何座にありますか?その星座を知り、冥王星の星座の力を知る
だけで冥王星は自動的に働き始めます。
そしてアスペクトを知り、破壊のときに関わる星の本来的な力を吸収し、のちに
他の星にその力を与える。
そんな風に冥王星を使えば、未来は成功に近付くでしょう。

これで星の神様の物語と星のルールについては終わります。
次回はまた別な話をしましょう