占い師Hisashiの占い講座49(12室の基礎的解説)

今回からは12室について書いて行きましょう。

まず前置きとして、12星座と言うのはいわば地球と言う場から見た宇宙の地図の位置エネルギーと言えます。
これはたとえば地球上ならどこにいようと変わらない宇宙の位置エネルギーと言えるでしょう。
ですからこれは地球と言う星の価値判断の基準となる位置エネルギーだと言えます。

それに対して人はやはり生まれた場所に左右されるというのも事実であると言えるでしょう。
例えば日本に生まれた人とブラジルに生まれた人だと環境があまりにも違います。
そうしたことをホロスコープでは12室と言う個人の位置エネルギーを表すポジションで
表現するのです。

この12室と言うのは極めて土地に関連した要素です。
先ほどの日本とブラジルの話しですと、日本の正午前後に生まれた人は太陽が10室に
来るのですが、同じときにブラジルに生まれたとするとブラジルは深夜で太陽は4室に
来るのです。
一般的には10室の太陽の人は人から注目され、人の上に立ちやすいと言われています。
4室の太陽の人は社会で成功するよりは、家族に愛される人だと言われます。
ただし同じ時間ですと、星座では同じ星座になるのです。
ですから12星座は時間の流れが基本となり、12室は土地の力が基本となるのです。
とは言え、同じ日本なら12室はそう変わりません。

ですからこの12室とは国単位の土地の力が個人に与えている影響力を表す、位置
エネルギーだと言えます。
またこの12室と言う概念が無ければ、個人は個人としての基準を与えられない
のだと言えます。

その意味で12星座は時間を基軸にした宇宙の位置エネルギーと言えまして、
12室は土地を基準とした個人の位置エネルギーだと言えます。

つまり星はこうした12星座での宇宙の位置エネルギーと、12室での個人の位置
エネルギーに落とし込んで、星を個人化することで、星の力を個人的に使える
ものとすることが出来るのです。

以前私はこの占い講座で星には星の神様と星のルールがあると書きました。
この星の神様から導きだされる星のルールは12星座で時間による、宇宙的な位置エネルギーを
利用し、12室で土地による個人的な位置エネルギーを使いこなさなければ、
真に使えるものにはならないのです。

例えば金星の星のルールは美に基づく力でしたね。
美の力によって、男を虜にして世の中を渡り歩く。そんなことが出来るのが、
金星の星のルールに基づく金星の力でした。
しかし美の力と言ってもどのような個性で?と言う視点がありません。
そこで登場するのが、12星座です。
例えば蟹座の金星の女性なら、その美しさは芸能人のような派手な美ではなく、
普通の主婦が控え目に普通のファッションをする中での生活感あふれる美
と言う個性を使うべきなのです。
蟹座の金星の女性が背伸びして芸能人的なメイクやファッションをしても、
金星のルールである美の力を使うことは出来ないでしょう。
むしろ控え目な質素な生活感のあるメイクやファッションが男の人に対する
魅力と言う大きな力を使うことが出来るのです。
さて12室です。
12室は個人が輝く場だと言えます。
そんな控え目なファッションをした女性が輝く場を教えてくれるのが、
12室だと言えるでしょう。

もし先ほどの蟹座の金星の女性が恋人を作りたいとして、メイクやファッションの
個性は分かったとしても、それではその美の力をどこで発揮するか。
それを知ることは重要です。それを教えてくれるのが12室なのです。

具体的には蟹座の金星の女性の金星が4室にあったとすると、
その女性はどちらかと言うと外に出ないで、家にいるのが良く、それはつまり
お見合いのような場で、その蟹座の金星の控え目で質素な美を使うと、うまく
行きます。
現代では親や親せき、親族などの紹介からのお付き合いなどが考えられます。
そうした時に蟹座的な美をうまく使うことが成功のポイントなのです。

ところが金星が蟹座の人でも、金星が7室にある人はこれはもう合コンなどに
参加して出会いを求める方が良いです。
合コンだからと言って必ずしも、派手な女性が人気があるとは限りません。
むしろ合コンでは控え目で質素で優しさのある、金星が蟹座的な女性の方が
人気になることも多いでしょう。

そのように自分が輝く場を表す12室。つまりは星の力と12星座の個性を生かすも
殺すも12室によるところがかなり大きいのです。
ですから星、12星座、12室はしっかりと把握しなければ、星の力をうまく
使えないでしょう。

その意味で土地による個人的な位置エネルギーである12室を理解する
ことはかなり重要です。
次回からは12室の本格的な解説に移りましょう。

 

占い師Hisashiの占い講座35(12星座 四元素のバランス 時間の概念)

前回までで、四元素のことを見てきました。
12星座はすなわちこの四元素が活動的か、固定的か、流動的かそうした3分類
の中でそれぞれがバランスを取っている形なのです。
これはすなわち活動宮と言う、活動的なポジションで牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座と言う
火、水、風、地と言う四元素がバランスされ(活動宮のグランドクロス)、また
牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座と言う固定的なポジションで地、火、水、風とバランスされ、
(不動宮のグランドクロス)、同様に流動的なポジションで双子座、乙女座、射手座、魚座と
風、地、火、水とバランスされています。(変動宮のグランドクロス)
そう考えると四元素のバランスの3パターンによって、12星座は構成されていると言って良い
のです。

この火、地、風、水の四元素のバランスはタロットカードの世界のカードに現れる四種類の
動物(火は獅子、地は牡牛、風は天使、水はワシ)で表されるこの世界を構成する要素なのです。
そして12星座はこの自然界の四元素と言うバランスの上で成り立っている概念なのです。
この世界を構成するには四元素が必要なのです。本来ならそれだけで完全な概念なのですが、
これが3パターンあることでバラエティ豊かにこの世界が構成されていくのです。

これは構成と言う見方ですと、四元素のバランスであるグランドクロス、つまりは
四元素が90度であるスクエアのアスペクトで結びついている形が世界を構成している
のだと言えます。

それに対し、12星座はまた時間の概念とも関係しています。
これはすなわち12星座はそれぞれ順繰りに進む円の進行と言う考え方に由来しています。
これは牡羊座から魚座へと星座を順繰りに進むことによって、時間を進むと言う考え方です。
物事のはじまりは牡羊座で終わりは魚座と言うようにすべての物事は進んで行きます。

12星座は四元素のバランスと言ういわば世界を構成する要素と12星座の進行と言う、
時間の概念を12星座と言う位置的なエネルギーに入れ込んで出来上がっています。
つまり12星座を知る事によって、四元素と言う地球的な意味での世界を構成する要素と、
物語の始まりから終わりまでの時間の経過を知る事ができるのです。

前回までは四元素と言う世界を構成する要素から12星座を見て来ましたが、
次回からは星座ごとに時間の経過との関係を見ながら、一つずつ12星座の解説
をして行きたいと思います。

占い師Hisashiの占い講座29(12星座 アスペクト 度数の解説)

前回は、12星座をしっかりとつかむには10ある星の全てのバランスを
見る必要があると言う話でした。
星は10あります。その全てに星座と室は関係するのです。
それでは10ある星の全ての星座を掴めばそれで良いのでしょうか?
それは違います。
星は星同士の関係を掴むアスペクトと言う、星同士の角度を
調べなくてはなりませんし、もっと大事なことでは、
星座はその度数でかなり意味が違うと言うことがあります。
例えば牡羊座とひとくくりに普通言いますが、牡羊座の最初の
頃と最後の頃は大分違った意味になるのです。

この星座の度数と言うのはかなり大きな問題で、先ほどの例
ですと牡羊座の初期の頃、つまりは牡羊座の1度から5度の間では、
個人としてかなり未熟な状態でして、つまりは無意識に突き
動かされるようなイメージが強いです。
一方の牡羊座の最後の頃である牡羊座26度から30度になりますと
これはもう、自分の使命のようなものを感じて、その使命の
ままに生きて行くと言う、決意のようなものを感じる度数と
なります。

この度数との関係でアスペクトと言う角度が決まるのです。
例えば吉角と言われる、トラインと呼ばれる120度の角度が
あるのですが、例えば牡羊座と獅子座と射手座は通常、この
トラインの角度で結ばれることがあるので、お互いに相性
が良いとされています。
ところが牡羊座1度と獅子座の30度な場合ですとこれはもう
120度どころか149度も離れています。
そうなるとアスペクトとしては120度のアスペクトでは
なく、150度のアスペクトの方がふさわしいと言うことに
なります。
120度の温和で使いやすい、アスペクトでなく、150度の
かなり調整が難しい、アスペクトになるのです。
例えば太陽が牡羊座の1度の男性がいるとします。
この人の月が獅子座の1度だった場合と月が獅子座の30度の
場合ですとかなり人格にズレがあります。

太陽が牡羊座の1度だとしますと、自分で自分の生き方が
よく分からずに、何でも試したりすることが多いので、
これは転職を繰り返すような人になりがちです。
月が獅子座の1度ですと、それに対して、母親や妻が、
そうした生き方に賛同してくれて、いつも励ましてくれる
と言う、比較的に幸せな人と言えるでしょう。
しかし月が獅子座30度ですと、同じ獅子座でも、もうちょっと
生活のことも考えてよと母親や妻に言われる事が多くなり、
成功はしやすくなるのですが、ストレスの多い人生となります。

このように星座は単に星座だけを追うのではなく、その度数
までも考慮に入れて読み解く必要があります。
それを10の星それぞれの神様やルールの中で読んでいくので、
西洋占星術とは非常に難解なものであると言えます。

しかし、星座にはやはり星座の個性と言うものがあります
ので、10の星のルールを星座に落とし込めば、それ相応の
読み方が出来るのも事実です。

ですからこの12星座と言うことに的を絞って次回から書いて
行くことにしましょう。

占い師Hisashiの占い講座28(12星座のあてはめ方)

今回から12星座について書いていきます。
この12星座とは通常、何座と言われている星座のことです。
占星術ではサインと言うことが多いです。
しかし、私のブログでは12星座と書きます。
その方が皆さんのイメージがつきやすいからです。

さてこの12星座、本格的な占星術の12星座といわゆる一般的な
12星座占いにはどんな違いがあるのでしょうか。

一般的な12星座占いは星座のみで占う占い方です。
そしてそこには太陽で見るところの12星座と言う見方が隠れて
いるのです。
ですから一般的な何座のあなたと言うのは、太陽星座が何座なのか
と言うイメージです。

太陽は元々人生をクリエイトする星なので、この太陽星座が何座と言うのも
あながち間違ったことではありません。
しかし、そこには裏があります。
実は太陽はその人のあくまで10ある星の1つ、つまりは10分の1にすぎません。
ですから太陽が射手座の人でも、他の星たちが乙女座にかたまっている人が
いたら、その人は射手座の個性よりは乙女座の個性の方が強い影響が
あると言うことなのです。

また特に女性にとっては太陽星座よりは、月星座や金星星座の方が、影響力
があります。
星のルールを思い出してください。
太陽は人生をクリエイトする力なのに対して、月は感情の力と影響力を司る星ですし、
また金星は美や恋愛に関わる星です。

ですから女性が太陽星座でラッキーアイテムやラッキーカラーやパワースポット、パワーストーン
のことを占うのはどだい無理があります。
ラッキーアイテム、ラッキーカラー、パワースポット、パワーストーンのことなら、女性なら
恋愛運や愛情運に関しては金星を使う方がずっと良いです。(美や恋愛は金星が関わると書きましたね)
家庭のことや、普通に運気を上げたいなら月を使うべきでしょう。(感情的なことや家庭のこと、女性のことは月です)

また男性なら戦って勝つ仕事運なら火星を使うべきですし、社会的な成功運を考えるなら木星でしょう。
このあたり、私の今までのブログの星のルールを思い出してください。
その星、その星についてルールがあったはずです。そして星の神様も。

火星ではタケミカズチノオ様と言う戦いの神様が火星を司っていたはずですし、
木星では大国主(オオクニヌシ)様と言う福徳の神様が木星を司っていたはずです。

ですがら仕事運などに関しては太陽星座よりも、火星星座、木星星座の方が重要になってくるのです。

そう見たときに12星座を考えると、12星座を太陽のみに限定しているのが、いわゆる星座占いで、
何座のあなたと言う占いなのです。
本格的な占星術では、10ある星の全てに12星座をあてはめます。
ですからこの12星座と言うのは占星術では、10ある星それぞれの個性を表すのに有効な手段なのだと言うことなのです。

つまりは12星座占いの射手座のあなたと言う占いは本来なら10の星が司り、ルールを作っている、さまざまなこと
について、たった一つの太陽の星座のみに簡略化した占いなのです。
そして本格的な占いでは、射手座の太陽で乙女座の月で、山羊座の水星で、蠍座の金星で、獅子座の火星で
魚座の木星で、水瓶座の土星で、乙女座の天王星で、蠍座の海王星で、乙女座の冥王星であると言うこともありうる
のです。
この方が女性だとすると、射手座のあなたと言う占いでは、かなり男性的な強気な女性のように解釈されるでしょう。
しかし、月が女性的で落ち着いた乙女座で、金星が女性の魅力溢れる蠍座ですし、乙女座、蠍座に星がたまっている
ことも考えると、本格的な星を10使う占星術では非常に女性的な落ちついた魅力溢れる女性であると解釈出来ます。

つまりは本格的な占星術では12星座はこうした、10ある星のそれぞれすべてに当てはめていくべきなのであって、
太陽星座のみの星座占いとは違った解釈が必要なのです。

話が長くなりました。続きは次回に。

 

 

 

 

占い師Hisashiの占い講座27(星のルールの解釈)

前回までの回で占星術上で使う、10ある星のルールを書きました。

さてこの星のルールとはいろいろな場合に起きやすい起こりやすいことです。
例えば、何か趣味を始めようとするときには、金星と太陽のルールが出てきます。
これは美や美意識、感受性を表すルールである金星と、何かを始めるとき、
自分で動きだすときのルールである、太陽が働き始めると言うことです。
このときに生まれたときの金星の状態と太陽の状態によって、この趣味を始める
ことがどのように動き始めるかが分かるのです。
さてこのときの星のルールを解釈する際にはその星がどの12星座で、どの12室で
あるのかをよく理解する必要があります。
つまりその星のルールはどのような個性を持ち、どのような場所で働くルールなのか
と言うことです。

人は普通、星のルールに従ってのみ生きています。ですがこの星のルール、自分で
自分の星のルールを知り、理解すればルールを利用し、活用し、改造することも
可能なのです。
星のルールを知るには12星座で星の個性をしり、12室で星の働く場所を知ること
がまずは必要なのです。
その上で星のルールを利用し、活用し、改善するためには、さらにアスペクト
と言う星と星の関わる力のある角度を利用することが必要なのです。

ですので星のルールを知るために、まずは12星座、そして12室、更にはアスペクト
と言うものを見ていく必要があります。

次回からは12星座について書いていきましょう。

 

占い師Hisashiの占い講座6(星のルールの内容)

前回は星は10あると言うことを書きました。 今回は星のルールとはどういうことかを書きます。 星のルールとは結局、星の意向により、精神の世界が動かされていると言うことなのです。 精神の世界には有意識である自分自の意識と無意識と呼ばれる広大な世界があります。 無意識はある一定のルールで動いています。 そのルールを司っているのが星です。 無意識の世界では星は神話的な「神」として動いています。 星のルールとは神話的な「神」の力なのです。 10個ある天体は10の神として動いています。 私たちは個人としての意識の中でこうした神話的な星の力を使うことによって、 覚醒した個人として生き抜くことが出来ます。 この星の力を使うと言うことが前に書いた、船を大きくすることやエンジンを強化することなのです。 こうした星のルールに従い星の力を得るにはどうすればいいのでしょうか? これは星のことをよく「知る」ことです。 「知る」とは頭で知ることが中心となります。 例えば、占い師の助言によって、色々と行動パターン、思考パターンを変えることは「知る」ことです。 ただ本当は「知る」と言うことは魂で「知ら」無ければなりません。 この魂が「知る」と言うことは夢で色々なイメージを手に入れることで判断できます。 例えば夢で「龍」に乗ることもありますし、「高級な車」に乗ることもあります。 こうした神秘的な力を手に入れることで星の力を使いこなしていると分かります。 西洋占星術の目的とはこうした星のルールを「知る」ことです。 始めは占い師のアドバイスを聞くことで、自然に行動するだけでは分からない、 個人の星のルールを知ることが出来ます。 次第に理解が進めば星の力を使いこなすことが出来るでしょう。 そのために西洋占星術はあるのです。 そうした星のルールこそが星を擬人化した「神」なのです。 10の星にはそれぞれに相応しい神がいます。 次回からは太陽から星のルールとその擬人化した神を書いて行きます。

占い師Hisashiの占い講座5(星のルール)

今回は無意識のルールである、星のルールについて書いて行きます。 私たちの住む地球の周りには太陽系と言う、太陽を中心とした惑星群があります。 太陽は恒星で月は地球の衛星であり、冥王星が惑星かどうかは異論がありますが、 占星術では太陽も月も冥王星も便宜上、惑星として数えます。 また占星術では我々の地球から見た惑星群の動きを使いますので、 地球は惑星として数えません。 そうすると便宜上太陽系の惑星群を表す星は10あることに成ります。 太陽を始めとして、近い順にあげていきましょう。 太陽、水星、金星、月、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。 この10の惑星のルールが星のルールと言うことに成ります。 このうち太陽と月だけは恒星と衛星と言うことで特殊な惑星となります。 その他の惑星は太陽に近い順に個人の才能に関わり、遠い順に人生に強い影響を与えます。 この星のルールと言うものがなぜ人間世界に影響があるかはまだあまり分かっていません。 私たちは経験上こうした星のルールが地球で起きる、あらゆることがらに影響を与えていること を知るようになったのです。 それが西洋占星術と言う占いです。 私たち占い師はこの10の星のルールを使い個人や社会に起きることを予知し、 アドバイスを与えていくのです。 太陽は10の惑星の中心となる星でこの星を使いこなせるかで人生は大きく変わります。 また月は生まれたときの性格に関わり、この星も人生に大きな影響を与えます。 その他の惑星もそれぞれ深い意味があり、人によっては特定の星をよく使いこなし、 太陽や月よりも人生に影響を与えている場合もあります。 今回は星のルールについて話しました。次回からは太陽から順にその星のルールを書いて行きます。

占い師Hisashiの占い講座4(無意識のルール、無意識の流れ)

今回は占い師が何を見ているかを書きます。 占い師は無意識の世界を渡り歩く術を持っています。 それは無意識の世界を歩くルールを知っていると言うことです。 または無意識の世界の流れを読むことが出来るのです。 無意識の世界のルールは西洋占星術で読むことが出来ます。 無意識の世界の流れはタロットカード占いで読むことが出来ます。 無意識の世界のルールとはどういうことでしょう。 ルールとはどの世界にもあることです。 たとえばスポーツにはルールがあり、それに違反すれば反則を取られてしまいます。 また車の運転では交通ルールがあり、違反すれば反則金や点数を取られます。 また人間社会にもルールがあり、盗みなど犯罪をすれば罰金や懲役などの刑を科されます。 他にも友達同士であっても、周りの友達に迷惑をかければ、皆離れて行くでしょう。 つまりどの分野のどの世界でもルールはあるものなのです。 もちろん無意識の世界にもルールがあります。 無意識のルールは普段は意識することはありません。 ですが何か問題が起きるときはその無意識の世界のルールに外れたときなのです。 この無意識の世界のルールとは何なのでしょうか? 私見では惑星と呼ばれる星のルールなのです。 星のルールに従い精一杯頑張ることこそが成功の秘訣なのです。 西洋占星術で使う星は大まかに言って10ほどあります。 その10の星のルールを掴むことこそが占い師が西洋占星術で行っていることなのです。 また無意識の世界の流れを読むとはどういうことでしょう。 たとえばスポーツでは試合の中で一番重要な場面で自分の側に流れが来るように動くときがあります。 試合の中ではその流れを掴ことが重要で、実力が均衡した相手なら、流れを掴んだ方が勝利します。 車の運転では道路交通の流れに従った運転をすればスムーズな上に事故も少ないのです。 社会ではどうでしょうか?仕事でも人間関係でも流れを掴めば物事はうまく行くものです。 無意識の世界の流れを読むにはタロットカード占いが最適です。 このカードにはこれから起こることを予知して占う者に伝える力があります。 占い師は何枚かのカードを並べていき、そのカードの流れを読み、そのカードの意味を読み解く ことによって無意識の世界の流れを読み解くことが出来ます。 タロットカード占いでは占い師はカードを読み解く技術を使い、無意識の世界を読み取っているのです。 今回は占い師は西洋占星術では無意識のルール、星のルールを読み取っていることと タロットカード占いでは無意識の流れをカードを読み解くことで掴んでいることを書きました。 次回は西洋占星術に絞って星のルールについて書いて行くことにします。  

占い師Hisashiの占い講座3(占いのたとえ話)

前回まではなぜ占いは当たるのかと言う話をして来ました。 今回は占いは無意識に対して何をしているのかと言うことを話します。 無意識と言うとかなり漠然としたイメージです。 無意識と言うのはたとえば大きな海のようなものです。 そこに小舟で乗り出すのが私たちです。 海の先には夢の新天地が待っているのかもしれませんし、宝の島が待っているのかも知れません。 しかし、小舟で海へ乗り出すのはあまりにも危険です。 嵐にあったり、サメに襲われるかもしれません。 この嵐は例えば失恋かもしれませんし、肉親の病気などや、あるいは失業などもあるかもしれません。 サメは嫌な恋敵、あるいは嫌味な上司や怒鳴りつける先輩かもしれません。 そうした人生の航海に必要なのが占いです。 このたとえで言うと西洋占星術は小舟を強化して、大船や立派なエンジンを付けた船にしてくれます。 またタロットカード占いはレーダーや天気予報などで危険な場所や天候を予知できますし、 レーダーでサメをかわすことが出来ます。 船を強化し、レーダーで危険を予知すれば、海に飛び出しても危険ではありません。 新天地や宝の島も見つけられるでしょう。 ですから皆さんはぜひこうした占いを学び大冒険を果たしてください。 占い師とは船をパワーアップさせる船大工であるかもしれませんし、レーダーを取り付ける技士 かもしれません。 今回は占いをたとえ話で話しました。次回は占い師が占いで何を見ているかを話しましょう。  

占い師Hisashiの占い講座2(占いの本質は無意識を使いこなすこと)

本格的な占いはどうして当たるのでしょうか。 これにはまず占いと言うものの本質を知らなければなりません。 人間の精神には意識と言う状態と無意識と言う状態があります。 私たちが普段生活しているときの精神は意識が働いているのです。 それに対して寝ているときなどは無意識の状態にあります。 この無意識と言うのが占いの本質と関わっているのです。 例えば本当は仲の良い友達とケンカしてしまったり、衝動的に物を買ってしまうことは無いですか? 逆にテストでカンが当たって結果が良かったりなんて言うこともあるかもしれませんね。 こういったことは全て無意識が起こしていることなのです。 意識として仲良くしたいのにケンカをする、使いたくもないお金を使うなど、 そう言う心の動きを昔は魔と呼びました。逆にテストでカンがあたることなどは、 神の助けと言われてきました。 それらの働きは人間の無意識がなせることなのです。 人間は本来持っている力のほんのわずかしか力を使っていません。 人間には本来、未来を予知し未来を変える力が備わっているのです。 ではなぜその力を使えないのでしょうか? その未来を予知したり、未来を変える力は無意識が握っているのです。 無意識の力を使いこなせれば、不可能と思えることも可能になるのです。 神の助けと言われることはそうした無意識を使いこなしたときに起こることなのです。 逆に魔がさしたと言うようなことは無意識に振り回されたときに起こることなのです。 それでは無意識をうまく使いこなすことは出来ないのでしょうか? 例えば、修行をすることなどによって無意識を使いこなす人もいます。 ですが一般の人である、私たちには難しいことですね。 占いと言うのはまさに無意識を使いこなす技術なのです。 そのために占いはあるのです。 西洋占星術では星の運行をコンピューターで読みます。 タロットカード占いではカードを使います。 そうした技術で無意識を使いこなすのが占いの本質なのです。 本格的な占いではこうした技術を使いこなして、無意識を使いこなします。 今流行っている、テレビ占いなどのあてものの占いでは、無意識と言う強力な 力を使いこなすことは出来ません。 占いの本質は無意識を使いこなすことで、本格的な占いでないと、無意識を使いこなす ことは出来ないと言うことで今回は終わりにしたいと思います。